田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

暑さがぶり返す 蒸し暑い夏日

2010年08月16日 | 日記
8月16日(月) 晴れ   雲が多く蒸し暑さは最高  夕立を望むが虚しくも空振ふり

朝から昨日の薪作りの片付けを確認した。
ナイターでの作業、片付けが残っていることがある。
麦わら帽子が植え込みの下に置きっぱなしになっていた。
これは軽トラの荷台に載せておいたものが、風で飛んだのだろう。
薪を割っているときになかから出てくる虫(クワガタの幼虫)をコンクリートの上に置いておいたが一つも残っていない。
蟻が運んだのか?夜の内にタヌキ?ハクビシンがタンパク源として食したのだろう。

裏山との境に花か葉かわからない草が生えていたのを思い出した。
先週見たのは葉がでるために新芽のように思っていたが ・ ・ ・


小さい花ながらしっかりと蘂がついている。
花びらは外側に二枚襟のように見えるのがそうなか?
それともその内側に小さく3枚付いているのが花びらなのあろうか?
名前も定かでなく、図鑑を見ても同じものが見当たらない。


畑を通り越して道沿いにでるとヘクソカズラが花を開いていた。
一週間前は丸い蕾が幾つもの蔓の両側についていた。
白い花びらがフリルのようにヒダが沢山あり、名前が不似合いなのが分かる。
別名はヤイトバナとかサオトメバナと云うそうだ。
花言葉は「人嫌い」だそうで、花の臭いがクサイのだそうだ。
今度はしっかりと臭いを確認してみることにする。


10時の約束で町のボランティアルームに出かけた。
ボランティアのあり方について話をする。
議論と云うよりも何気なく使っている言葉にマンネリが困じていることを自問しながらの会話
今年の事業年度も半年が過ぎているが、夏ボランティアの第3弾が月末に行われるが、これもしっかりと現状をつかんでおかなくてはならない。
高齢者の役に立つ車いす講座としたいのだが、最近のタクータ(電動車いす)も危険がいっぱいあると云う。

課題を残しながら昼には話を終わり解散となった。
日中の猛暑は異常でこのところ涼しさを感じていた身体が悲鳴をあげている。
それでも町から家に戻るとホットする。
山からの涼しい風の通り道、石積みの脇に座ると一心地ついた。
視線には何か上から回転しながら落ちてくるものがある。
見るとコミスジ蝶だ。
上に昇ったのはよいが余りの暑さにハングライダーのように回転しながら下降したようだ。
翅を広げたまま右旋回しながらの下降 ・ ・ ・
こんなに上手く飛べるとは思ってなかった。
    

先週13日に“ツルマメ”の写真をUPしたが、どんな花なのか知りたいと友だちからメールをもらった。
しっかりとアップで写していなかったので再度花のあることに向かった。
手持ちでシャッターを押そうとすると風で揺れる。
僅かな風?それとも手ぶれ? 可憐な花の姿を見た。
しかし、この蔓が悪さをうるのが困ったことだ。


道沿いのススキの株があるところで、仙人草が花を開いている。
毎年この場所で姿を見せてくれるが、一緒に姿を見せるクサボタンが見えない。
姿を見せないと気をもんでいたベニシジミが、花に止まった。



この花は遠くからも目立つが近くで見ると華やかさがある。
また、仄かに甘い香りを漂わせているので虫たちが多い。


最近は草刈りで刈り払われてしまうツユクサ、この花も呼び名はいろいろあるようだ。
なんとなく草むらの陰でひっそりと咲いているのが好きだ。
膝の高さまで繁ったクサに隠れていたが、近づくとあたりにはしずくのような水が見える。
この暑さの仲でもクサに覆われた地面の近くではしっかりと水分を保っているのだろう。
     
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夏の終わりを思わせる風 カメムシも活発 

2010年08月16日 | 日記
8月15日(日) 濃霧     曇り     晴れ     涼しい風が吹く 

朝から今日のノルマ、マキワリ作戦を開始する。
チェンソーと薪割り機に燃料を満タンにして、どちらかの作業に飽きたら交代する作戦だ。

ところが、作業を進めると虫がでて来たり、蝶が飛んでくる ・ ・ ・
我慢にガマンを重ね、一時間を経過したころに、珍しくせわしなく翅を動かし上がり下がりしながらキアゲハが飛んできた。
チェンソーを握る手をカメラに持ち替えて畑の方へ追う。
飛び込んで来たのはニンジンの花柄にいるカムシ、いつものアカスジだが、今日は少し様子がちがう。
親子だろうか?少し前には盛んに交尾をする姿を見たが ・ ・ ・
      

子どもの方を見ると肩から頭部は既に親と同じ紋様となっている。
後ろの方はどのように変化していくのだろう?


少し離れたところではハリカメムシが交尾の最中だった。
カメムシは雌雄の区別がつかないが、これを見ても全く判別がつかない。
彼等にはそれなりに、クサイ仲どうしの見分けがあるのだろう。
     

シラカバレストランへ行くと此処には蝶の客人は誰もいなかった。
ことしは蝶が少なく感じるが、白樺の樹液を好む蝶たちは越冬する?
4月の雪が彼等の生存の邪魔したのだろうか?

ここには蜘蛛の巣が沢山張られている。
その中の一つにカメムシがかかっていたが、色具合から余り普段見かけない。
パニックになると身体の色を変えるのだろうか?


絡みついた蜘蛛の糸を足でたぐり寄せならがら、上にしたにと回転している。
腹を上にしたときに見せたのは白だった。
俺の腹は白いぞ~ って蜘蛛に信号を発しているようだ。
やがて、かれは急に羽を広げるとポタリと下の草むらに落ちた。


昼飯を挟んで午後もチェンソーの作業一筋でだいぶ片がついた。
後半の作業はマキワリに徹するが、これが腰に来る。
割るのは機械だがそれにセットするのは人、割った薪を積み上げるのも人 ・ ・ ・
しばしの休憩を取ってから作業を開始した。


マキワリもナイターとなり、最後の片付けに入るときには西の空にミカズキが浮かぶ。
僅かな薄い雲はほんのりと紅をさしたが、直ぐに闇に消えていった。
      

全ての作業を終えたのが8時少し前、作業場所を軽トラに返すための掃除が意外に手間取った。
機械は切って割るだけ、人はカメラやパソコンを ・ ・ ・
ついに、昨夜はパソコンに手を振れることができなかった。
夏休みの絵日記を翌日書くキモチ ・ ・ ・ まだ、忘れてないことに一安心でした。
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