物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

鼻アレルギー

2009-02-05 11:41:14 | 健康・病気

今年は杉の花粉が例年より多いという。その季節に備えて内服薬をもらいに内科の医院へ行った。この先生は次兄の中学、高校の同級である。いつものことなので先生はリラックスしていて、昨年のノーベル物理学賞の益川、小林両氏のことを聞かれた。私が半年ほど京都大学に遊学していたのは彼らが京都大学に赴任するよりは数年前のことである。

益川氏は数学がとてもよくできるという評判であったし、小林氏を大学院で教えた、私の先生だったSさんなんかは小林氏に統計力学を教えたというのが以前からの自慢であった。それくらい昔から小林氏の俊才ぶりは飛びぬけていたらしい。

その二人がノーベル賞である。益川氏がぜひ小林氏を京都大学に呼びたいといったときに反対はなかったのだろうが、陰では小林氏くらいの才能をもった若手研究者は京都大学にもいるという話があったとも後で噂で聞いた。結局のところ二人がノーベル賞をとった現在となってはこの二人を助手に採用した京都大学の先見の明を誇ってもいいだろう。

ともかくもノーベル賞の受賞理由となった研究は京都大学でなされたのである。