佐藤勝彦さんの「宇宙論入門」という岩波新書がでているそうだ。まだ購入していなくて読んでいないのだが、近いうちに読んで見たい。
今回の話題はそのことではなく漢字の不思議ということである。朝日新聞にその書評が出ていたのだが、その宇宙という字を眺めているうちに不思議な気がしてきた。どうもこの字が正しいのかどうか。間違っているはずはないのだが、ほんとうに不思議な気がした。この字が英語でCosmosという概念のものと同じものなのかと。
高校の頃に敬愛する国語のN先生もおしゃっていたが、漢字というのはじっとよく眺めて見るとこれが本当に正しい字なのかと疑問に思ったりするのだ。そういう風に漢字をじっと見つめたりすることは普段はないので、何の気もなしに字を読んだり、書いたりしている。
一瞬だが、そういう不思議な感覚にとらわれた日曜日の午前であった。