朝日新聞に「ネットのいま」という連載記事が出ている。ついこの間の話はちょっと興味深かった。これは方々にある、ゲーム機を何十万台も使って並列計算をして医療のデータの処理(多分薬の開発?)をしているという話だった。
クラウドというgoogleだかのグループとソニーかマイクロソフトだかのグループが競い合っているとか。マイクロソフトの方はアズ―ルとか名がついていた。
地球シミュレータとかいう名のスーパーコンピュータがもてはやされたのは数年前である。スーパーコンピュータは昔はベクトル型の計算方式であったが、多分今ではパソコンをたくさんつないだ並列型の計算方式であろう。そのための学問分野ができているようで、私の勤めていた大学の工学部にもその分野の専門家がいた。
学生にスーパーコンピュータで使えるようにと従来のプログラムを書き換えるという卒論を出したこともあったが、この頃では勝手にコンピュータの中で並列計算方式に書き換えてくれるとも聞いた。だが、それでも並列計算に適したプログラム法はその当時はないわけではないとのことだったが、現在はどうなっているのだろう。