Skispringenと書いてとシィー・シュプリンゲンと発音する。これはいつだったかR氏から聞いたドイツ人は正月の元旦に何をしているかということと関係がある。
クリスマスは絶対的に家族的な催しで、家族でひっそりと親密に祝うのがドイツでの習慣である。しかし、大晦日は居酒屋やレストラン等の町に繰り出して、友だちや知人と大騒ぎをする。そして年の変るときには戸外で爆竹を鳴らしたりするという。
夜遅くまでどんちゃん騒ぎをするから、元旦は疲れて昼近くまで寝ている。そしてテレビはもっぱら、そのころスキーのジャンプの中継放送をしているという。日本なら、さしづめ箱根駅伝の中継があるということにでもあたっているのだろうか。
私の子どもが駒澤大学に関係しているので、箱根駅伝は身びいきで駒沢大学のチームを応援していたが、今年は東洋大学のぶっちぎりの強さで歯がどこも立たなかった。8分ぐらい遅れての2位が駒沢の成績であった。しかし、今年の東洋大の強さは昨年の21秒差の早稲田大学への惜敗に端を発しているという。
駅伝を走る人々の一念の強さを感じさせられた1月3日であった。