昨日、長男夫婦が帰郷してくれて、私のパソコンのlatex環境を整えてくれた。おかげでまたlatexが使えることになり、「数学・物理通信」の3巻1号を編集する環境がようやく整った。
編集作業はまだ数日はかかり、その後に投稿者に原稿の検討を再度行ってもらうので、発行はかなり遅れるが、いくらおそくても3月中には発行のつもりである。
原稿はすべて整っており、編集後記も共同編集者の N さんからすでにもらっている。後は私の作業だけとなっている。しかし、長男夫婦がこの仕事場を宿泊所にしているので、ここ数日は作業が私の思うようにはできない。そういう特別な事情がある。
読者や投稿者にはしばらくお待ちいただきたい。私自身の投稿についていえば、この3巻1号に「四元数と空間回転3」を載せる予定であり、つづきの「空間回転4」を現在書いている。そのあとで「空間回転5」で「四元数と空間回転」は打ち止めの予定である。
四元数そのものに関しては球面補間とかの話題があるので、それを書くのか書かないのかそれが問題である。気持ちとしては書きたいのだが、どうもシリーズが長くなりすぎるかもしれない。
la tex環境に話を戻すと、winshellからエディターの秀丸へと変更がなされたので、また慣れるのにちょっと時間がかかると思うが、以前にla texで秀丸を使っていたように思うので、何年かの空白を経て、もとの秀丸に戻ったということになるのだろうか。
(2018.4.16 付記) 「四元数と空間回転」は 5 では終わらず、6 まで書いたと思う。『四元数の発見』(海鳴社)としてまとめたときには「四元数と空間の回転」というタイトルの章は「四元数と空間の回転3」までにして、後の4-6は四元数とは関係なかったので、独立のタイトルをつけた。ここで、ちょっとPRしておくと2014年10月1日に上記の書を発行した。