物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

愛媛県総合科学博物館

2013-10-14 17:22:51 | 科学・技術

昨日の日曜日の午後に新居浜の愛媛県総合科学博物館に行った。

一度以前にこの博物館ができて間がないころに来たことがあったが、そのときにはまだ展示物が少ないという感じがしていた。今回行ってみると結構展示物も多くなっており、家族連れだと一日十分楽しめるという気がした。

西條市の高速自動車道のインターを降りて、ほんの数百メートル行けば博物館の入口であったのだが、そんなに近いとは思わなかったので、どんどん国道を進んでしまい、土居町近くまで来てしまった。

それで何がなんでもここまでは来なかったということで松山向けて引き返したのだが、なかなか科学博物館という標識が出て来ない。

しかたなく、もう松山に帰ろうかと思っていたら、眼の良い妻がようやく標識を見つけた。博物館には立派な立体駐車場ができていたが、そこの駐車スペースがほとんどないくらいにたくさんの車が来ていた。

駐車場で車を降りて、徒歩で数分のところに博物館がある。常設展だけを見ることにしたが、65歳以上は入場料は250円であり、二人で500円の安さであった。

あまり私たちのような老人は博物館には来ないのだろう。館内はさすがに若い子ども連れの家族が多かった。

パックや球を台上で滑らせてみたり、レールに沿って落として見たりできるので子どもでもおもしろいと思う。

2頭の恐竜の像が動いて、体操を一緒にしてくれるが、その前で若い女性の学芸員さんが恐竜体操を子どもたちとしていた。

断層の地図のある前で、二人で立ってぶつぶつ言っていたら、そこにおられた学芸員さんから断層や鉱物の生成等に関するときならぬ説明を受けることができた。このMさんは松山の私たちの住んでいるところの近くから毎日通って来られている方だった。

学芸員さんは一般には研究をしているのだろうが、日曜日ということで多分サービスのために説明をしてくれたのだと思う。なんだか科学博物館が急に身近に感じられた。

ミュンヘンのドイツ博物館なども触ってはいけない展示もあるが、そればかりなくてそこに来た人がモノを動かせたりなどして楽しむというものもたくさんある。

もちろん、数日、または1週間ほど毎日ドイツ博物館に通ってもなかなか全部を見ることなどできないほど展示が多い。愛媛県の博物館でも少なくとも数回は来ないと全部をみることができないだろう。

妻と二人で「また来ようね」といいながら帰って来た。