日曜日に新聞の読書欄で香辛料のクローブclove(英)というのが出てきたので妻に聞いたら、すぐにスマートフォンでgoogle検索をしてくれた。
釘のような形をした植物の花か実だかとであるという。そしてフランス語でclouというと教えてくれた。それでフランス語の辞書を引いてみたら、確かにclouで釘という意味である。
un clou de girofleで「クローブ、丁字(香辛料)」と仏和辞典にあった。この釘clouの発音はフランス語ではクルゥと発音する。
というように妻がおもしろがって、最近はgoogleづいている。子どもの嫁がやはり子どもが「直ぐに何でも検索をするのですよ」と言っていたが、親子はこんなところにも似るのだなと思っている。
そういえば、まだ大学に勤務していたころ、付属図書館の職員が「図書館のライバルはいまではgoogleですよ」と言っていた。これはもう10年以上前のことであるから、この図書館職員さんはなかなか卓見の持ち主であったと思う。
一時、検索サイトとしては日本ではyahooが勢力を張っていたが、いまでは私などもyahooで検索をすることもたまにはあるが、ほとんどgoogleで検索をする。
たぶん、googleには中国政府のような都合の悪いニュースを排除するということはないのであろうが、もしgoogleがそのような悪い意図をもったら、ちょっとgoogleの一極支配は怖いことになる。
世界中で情報検索はgoogleで行われているのだから。