物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

絹をどう使うか

2014-02-25 14:13:03 | 科学・技術

昨夜のNHKのTEDカンファランスのスーパープレゼンはFiorenzo Omnettoという明らかにイタリア系のアメリカ人と思われる人の話であった。(Omlettoという名前かと思ったが、ちがった)

蚕の絹をいかに広く利用できるかの一端をFiorenzoが話してくれた。そちらの方は意外な利用法があるということだが、ここでとりあげる話からは省く。

そのプレゼンの後で伊藤穣一さんが現在の仕事や研究のありかたを示唆していた。

それは仕事はartist, scientist,designer, engineerの4者が共同して進めれれば、うまく仕事がいくことが考えられるが、artist, scientistは相性がいいが、artistとengineerとはあまり相性がよくないとか、designerとengineerとは相性がいいが、scientistとdesignerとは相性が悪いとかであった。

だが、そういう一般的な相性のよさ悪さがあるのだが、最近ではそういった枠を超えた人材も育っているという。もちろんそういう才能をもった人はまだ圧倒的に少数ではあろうが、それでもそういう枠にはまらない人材が育って来ているらしい。

このスーパープレゼンで一つだけ語学的に学んだことは「まゆ」をcocoonということだった。


iris大山の試み

2014-02-25 13:54:43 | 社会・経済

昨夜のNHKの「仕事の流儀」の放送でiris大山の大山社長の社訓とか業績とかでいくつかのメモをした。

(1)パソコン業務は続けては45分までしかしてはいけない。これはパソコン業務からはアイディアは生まれないと考えている。

(2)通常業務用の事務机が社員用にあるのだが、パソコン業務はパソコンがそろっている席でする。そこでする業務は45分以上続けてはならない。

(3)社員の机は整理整頓せよ。もし整理整頓できていなければ、その人の頭が整理整頓できていないことを示している。(これには私などは耳がいたい)

(3)社員は家族のように時には厳しく、また時には暖かく。

(4)起こってしまったことは変えようがない。それにいかに対処するしかない。

(5)できてから2年以内の新製品が売り上げの4割を占める。

社訓というか社長の座右の銘とか事実とかの混淆物だが、メモである。

確かに、いろいろと文章の入力をするという作業を私も延々とすることが多いが、そのときにあまりアイディアが生まれたという気はしない。アイディアの大部分は朝方の夢うつつのときのことが多いような気がする。


「ドイツ語圏とその文化」2号発行

2014-02-25 11:00:39 | デジタル・インターネット

「ドイツ語圏とその文化」2号発行しようとして昨夜最後の読み返しをしていたら、「参加、寄稿、購読」という語の内で参加が不要なのではないかと思い出した。

それで今朝そういう話を妻にしたら、やはり参加という語があった方がいいのではないかという意見であった。

気分としては参加という語でぼんやりとしたこのサーキュラーに対する関与を意味していたのだが、よく考えると寄稿するか購読するかぐらいしか意味はないのではないかと思った。

ところが、妻はいう。寄稿をするわけではないが、ちょっとした意見をいうのも参加にあたるのではないか。

それで結局「参加」という語を残すことにした。なんでもなかなか難しいことである。