物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

breakdownとは

2014-02-27 13:32:50 | 外国語

昨夜だったか一昨夜だったかは忘れたが、breakdownという語が実は見積もりの「内訳」という意味だと知った。

これはNHKのEテレの「ジョブ基礎英会話」に出てきたので初めて知った。子どもが中学・高校で使っていた学習英和辞典をコタツの上にいつも置いてあるので、とって引いてみたが、これには内訳などという訳語は出ていなかった。

しかたなく、岩波の英和大辞典を引いてみたら、さすがに第4番目の訳語の最後の方に明細とか内訳とかの訳語があるのを見つけてほっとした。

breakdownは電源がブロークダウンしたときにも、体を壊すとかいう風にも使うだろう。そういう意味がはじめ方にあった。ちなみに見積もり書はestimateというらしい。

ついでに、理由をのべるときのsinceの用法では時間的な意味が陰に陽にあるのだという、ある英語を母語とする人の主張をいつか書いたが、これはなんの機会だったかインターネットかどこかで読んだ英文ではsinceが普通のbecauseのように使われていると思われる文章があった。

あまり注意して読んでいないので、上の注意が正しくあたっているのかもしれないが、私にはそれには従っていないように思われた。英語もなかなか一筋縄ではいかない。


交響曲Hiroshimaの評価は?

2014-02-27 13:14:31 | 音楽

現代時評かなにかで高橋さんが今朝の朝日新聞で書いていたことの中に表題の音楽に関係すると思われる、話が出ていた。

ピアニストの森下唯さんのブログ(http://www.morishitayui.jp/samuragochi-niigaki/)に「より正しい物語を得た音楽はより幸せである」というタイトルらしいが、つぎのように書いてあるとのことである。

(引用はじめ)私は、純粋に(どんな付帯事項もなく)音楽を聴くことは不可能だし、そんなことを目指す必要もないと考えている。「彼」の「作品」は薄ら寒い「物語」を背負っているにもかかわらず、丹精込めた「工芸品」のように聴こえ、初めは違和感を感じていた。事実が明らかになった後、感じたのは、ふだん報われることのない現代音楽作曲家がある拘束の中で、想像力を解き放ったという「より正しい物語」の中でこそ、よりよくその曲を理解できるということだった・・・。(引用終わり)

この意味するところがわからなかったので、妻に読んで聞かせたが、妻は真実がわかって曲がすなおに聴くことができ、評価できたという風にとっていた。

私にはこの文章の意味を正確に理解できていない。妻はすぐにスマホで検索して交響曲Hiroshimaの一部を聞かせてくれた。私にはその曲が悪いとは思わなかったが、妻は少し古くさいようだと言っていた。

最近STAP細胞の報道で驚かされたが、それを批判する報道も出て来ており、そういうインターネットのサイトもあるらしい。こういうことは素人には判断がつかないことなので、コメントはさけるが、他の実験者の追試がもうされていたのだと思っていた。

ところがそこら辺がまだはっきりしない。特に難しい実験かどうかは知らないが、短時間で成否が決まるはずなので、いずれ結果の成否はわかるであろう。

私はSTAP細胞が疑惑とかとは無縁な確かな成果であったとしても、それの目鼻がつくのは10年とか早くても5年くらいはかかるだろうと述べた。そういうものであろう。

私たちはマスコミとは違うので、別に熱くなることはない。冷静であることが必要である。