物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

参議院選挙

2016-06-22 11:44:50 | 日記
がはじまった。私は比例区では A という議員の再選をねがっている。また地方区では N という方の応援をしている。
だが、地方区では N 候補は Y 候補にはるかに及ばないのだという選挙前の評判である。

そうあからさまに言われてみるとちょっとした反骨心が起こってくる。それで知り合いに後援会の会員になってもらったりしてはいるが、なかなかである。

選挙戦において不利を承知で立候補された候補の方もそれもこのことを承知で出馬して下さったのだと思う。心がけがいい候補だと思う。

愛媛県は保守の県として有名である。気候が温和で、私が生きてきた70数年ではたしかにあんまり天変地異が起こってはいない。ただ、心配なのは最近では伊方の原発沖にある中央構造線が地震を引き起こして伊方原発の事故が起こらないかとそれを心配している。

福島第一原発でも10数メートルの津波が起こると地震学会では議論されていたというが、それが原発の防護に反映されることはなかった。まるで寝耳に水といった体であったが、そのことが起こってからは実はという話が出てきた。それなら、その事故が起こる前にどうして未然に防ぐ方策がなかったのかといえば、そのつもりが原発をもっていた企業にあれば、防げたと思う。

だが、そのことを東京電力はまったく無視をしていたということである。後になってそのことが分かるのだが、そのことが他の原発に生きてくるかは残念ながらわからない。おかしなはなしである。

まちがい

2016-06-22 11:19:37 | 日記
は誰でもするものである。しかし、いま編集している小川修三「量子力学講義ノート」Iで誰が考えても明らかなと思われるまちがいがあるのを見て、物理学の分野で業績をあげた先生でもまちがいをするのだと知れば、まちがいも人間的なことだと思える。

これは昨日書いたEhrenfestの定理に関したものである。大したミスではないので、別に自分の先生の細かなミスを鬼の首をとったようにいうつもりではない。

ただ、講義を編集している人としては黙ってそこの部分を修正しておくほかはないと思っている。別にわざわざ注を付けてここをまちがえていたとか書くのは大人気がないと思う。

ただ、簡単に終わると思っていたこの「講義ノートI」の編集がなかなか終わらないので大変である。