などと書くと学問的なことかと思われるのだろうが、そうではない。地下鉄の駅の出口のことである。
実は半蔵門線の清澄白河という駅の出口近くにあったあるホテルに1週間にわたって滞在していたのだが、このホテルは駅の出口の近くにあった。
ところがはじめこのホテルを探すのに苦労した。一般に地下鉄の駅の出口はA1, A2, A3とかB1, B2, B3とか番号がついているが、この前のAとかBとかが何を意味しているのか知らなかったが、今回の経験からそれが何を意味しているのかが、ようやくわかった。
Aとはある一つの通りに沿った出口であり、多分番号が大きくなるほど駅から遠くに出口があるというふうに番号付けがされているのだろう。Bとついていれば、またAという番号のついた出口とはちがったもう一つの通りに面した出口をもつのであろう。もしかもっと複雑な場合にはCとつく出口がある場合もあるだろう。
それが今回ホテル探しに苦労して得た教訓である。通りのそこかしこにある地図を見てもどうともわからない頭をもった方向音痴の私であった。