物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ゲリラとの内戦を終わらせる

2017-12-22 15:36:11 | 日記

コロンビア共和国ではもう50年以上も内戦が続いていた。それが最近終わった。要するに政治的な和解で決着がついたのである。

この決着をつけるのに努力をした人に広告業界の人がいた。この人が昨夜のNHKのEテレのTEDの放送で話をしていた。クリスマスは南米でも北米でもはたまたヨーロッパでも家族が集まる時期である。これは日本での新年とか年末によく似ている。

このクリスマスの時期にゲリラが潜んでいる森林にクリスマスツリーの照明をつけて、そのゲリラからの離脱を示唆するという方法等を初めは使ったという。百人のゲリラがいれば、その時期には数人の離脱者が出る。

また、テレビの放送とかなんでも君たちが私たちの社会に帰って来たら、その席を開けて待っているよというようなキャンペーンを行うとか。これを見ていて、いやこれはカルトからの離脱を促す方法と同じではないかと気がついた。

社会に受け入れられる余地のあることを悟った人はいつまでもカルトにはいたりはしない。そういうモノである。ところがうちに帰っても居心地が悪く居場所がなければ、またカルトに帰っていく。

内戦でゲリラになった人たちだって自分が帰ることのできる社会があれば、いつまでも内戦はしてはいない。すべて世の中にはヒントが隠れている。

(2017.12.28付記)  ゲリラのグループに入っていた人が辞めた例のはじめにあげられた例は男女の恋愛であった。ある若い男性が後からゲリラのグループに加わったきれいな少女に恋をした。

ところがほどなくしてこの少女がゲリラをやめて姿を消したので、その彼女を追ってゲリラを辞めた。そして一生懸命に少女を探して出会うことができたという。しかし、スピーカーの人は現在も二人が一緒にいるかどうかまでは知らないとつけ加えていた。

 

 

 


対照の妙

2017-12-22 15:25:21 | 日記

妻と息子の嫁の対照の妙。これはどちらも身内の自慢になるかもしれない。

妻はある意味で大ざっぱであるが、勘所を押さえている。嫁の方は細かなところまで調べてそれに従うというところがある。そういう意味では徹底的に調べる。クスクスの料理法を調べてくれたのは彼女である。

写真入りの料理の本をどこかのブックオフで100円で購入してくれていたのを私たちに貸してくれた。それだけではなく、スパイスとかも私たちの料理にいるだろうということから買ってあったのをくれた。もっとも使った後はお返しをしなくてはならないだろうが。

グリュワインのつくり方もすぐに検索してくれる。数日前に、押上のスカイツリーのソラマチにみんなで一緒に行ったときにも、ソラマチのお店でグリュワインを売っているところを教えてくれて、私もそこでグリュワインを買ってもう半世紀ぶりくらいに飲んだが、なかなか温かくておいしかった。

(2017.12.23追加) 昨日、松山のデパート三越に行ったら、グリューワインを売っていた。それで一瓶いくらかと聞いたら、1400円ちょっとの値段だったので、購入した。これはスパイスも何も入れなくてもそのまま温めて飲むことができる。マグカップにグリュワインを入れて、電子レンジで温めたらよいと教えてくれた。

ただし、ちょっと1400円は高いだろうか。三越の人に聞いたら、けっこう売れると言っていた。もっともそこには数十本のグリュワインがあったので、全部正月までに売れるかは定かではない。

もう一つデパート三越に買いに行ったのはクスクスであったが、こちらは意外なことに売っていなかった。売り場責任者の女性にクスクスの説明をしておいた。そのうちに売っているようになればいいのだが。