これにはやはり地道な数学や理科の教育的内容が必要とされるのではないかと思っている。そういう意味では日本は数学教育に関してもかなりの経験と知識とknow-howなどの積み重ねがあると思われる。
ビッグデータだとかディープラーニングとかいろいろ言われるが、やはり地道な研究とか教育の積み重ねがやはり大事なのではなかろうか。
数式処理とか計算代数とかが私の大学の在職中とかにも問題になった。それははじめはAIとされたが、そのうちにいわゆるAIの範疇から外れたと思う。
グロブナ―基底とかは線形連立方程式ではない、高次の連立方程式を解くときの必須の項目かと思うが、なかなかむつかしくてまだよくはわからない。
だが、以前にe-Learningのコンテンツをつくったときに、その解説ごときものを書こうとしたことはある。それは簡単なグロブナ―基底の解説をめざしたのだが。
いまちらっと書籍を眺めたところでは「多項式環の計算」の基礎がこのグロブナ―基底にあるらしい。