物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ラメの定数の導出

2018-12-28 11:28:46 | 物理学

というエッセイを完成しようとしている。これは前から書きかけたエッセイであるが、なかなか完成していない。

それを年末から、年始にかけて完成させようという気になっている。これはメモをもう40数年前につくったが、それをきちんとまとめておきたいと思っていた。少しづつまとめてはいたが、なかなか時間がとれなくて、完成にいたっていない。

それを今回は完成させようと試みている。できれば、「数学・物理通信」に掲載するつもりである。内容は等方的な弾性体において、ひずみと応力の間には36個の定数があるのが、いろいろな対称性を使って2個のラメの定数に制限するということである。

物理的な説明があるとか聞いているが、その説明は知らないので、数学的な導出である。これは岩波書店の講座『現代物理学の基礎』の中に豊田利幸先生が書いたものの解説である。

完成すれば、かなり貴重な説明となるのではないかと内心では思っているが、そんなことはどうでもよいのがこの世であろう。