1週間が経つのが早い。
先週は木曜日は妻がいなかったが、今週はいるとか1週間経てば私のまわりもちがっている。
今日は英語のタイトルについて書いてみたい。つい先ごろ、徳島科学史雑誌の投稿論文のタイトルの吟味をする機会があった。
私が英語が得意なということもないのだが、徳島科学史研究会を主宰するS先生からの依頼があったので、意見を述べた。
他の友人とか知人にも意見を聞いておよそ私の意見にしたがったと先日の西日本科学史研究大会で話してくれた方もある。
他の人からはあまり意見を聞いてはいないのだが、どうもタイトルが日本語のタイトルの直訳で冗長なものもあった。
それでほぼ全体を短くするタイトルを提案しておいた。もちろん、私は著者ではないので、最後の決定権は著者にあることを意見として述べておいた。
これは徳島科学史雑誌の論文とは関係がないが、友人から最近「数学・物理通信」に論文が投稿された。
これは地球温暖化を防ぐ方法として、地球の上空にアルミの箔の覆いをしたらどうかという、卓抜なアイディアである。実現のほどはわからないが、物理屋としての面目躍如の発想である。
ただ、この英文タイトルがよくないと私は判断して変えてみた。
A satellite controlling climate
とした。はたしていいのかどうかはわからない。
こういうところの判断がやはりできない。これは英語を母語にしているわけではないので、しかたがない。