物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

新しいNHKのEテレのドイツ語講座

2021-09-28 10:27:47 | 本と雑誌
昨夜の月曜日の夜から、新しいNHKのEテレの「旅するためのドイツ語」がはじまった。これは夏学期の「旅するためのイタリア語」の放送がよかったと私が思ったが、そのスタイルを見倣った感じのする番組であった。

この冬学期も「旅するためのイタリア語」の放送ではゲストで、なかなか好演した渡辺早織さんを再起用するらしい。ドイツ語は鎮西寿々歌さんを起用して、ドイツ語の人気挽回を図る試みに出たと思う。

ただ、3人の出演者がみんな濃い灰色のコスチュームでどうも刑務所の囚人みたいに見えたのが、ちょっと気になったところである。

普通に話される、ドイツ語をふんだんに聞かせる作戦とみた。これはおよそ60年近くこういった講座を見ている私などでも細かいところではついていけないところもあるので、やりがいがありそうである。

ただ、ドイツ語は最初が難しい言語であるので、どういう工夫をされるのか。これはイタリア語になかった工夫がいるかもしれない。

ドイツの政治はどうなるだろうか

2021-09-28 10:13:08 | 本と雑誌
日曜日の9月26日にドイツのBundestag(日本の衆議院にあたる)の選挙があり、SPDが25.7%でわずかにCDU/CSUの24.1%を上回った。大体ドイツは保守的な国でCDU/CSUが優位の国であり、SPDが上位を占めることはほとんどない(注)。

私がドイツ留学をしていた1976年はたまたまSPDが政権をもっていた時代であり、党首のウイリー・ブラントから、シュミットさんに首相が変わっていた。

さてこんどもどういう風な連立相手を選ぶかでCDU/CSUが政権をとるのか、それともSPDが政権をとるのかまだわからない。

どちらにしてもメルケル首相の退陣はヨーロッパの政治に大きな影響をもつことになるらしい。

世界がドイツの政治の行方をかたずをのんで見守っているらしい。

(注)日本の参議院にあたるのはBundesratといわれる。ドイツは日本と同じ2院制である。