夕食が済んでテレビの前に座ったが、昨夜と一昨夜とは眠ってしまった。
いや、昼の間に仕事をして頭を使った日には、夜の夕食後はもうテレビでさえも見る元気は残っていないとはじめてわかった。私の体は正直である。
それで、夜の12時を過ぎたころに少し目を覚まして、2007.11に書いた私のはじめての四元数についてのエッセイを修正した。もっともあまり手を入れないうちに眠くなってきたので、就寝した。
そうしたら、今朝は早く目が覚めた。早くといっても、もう7時過ぎだったが、起きてまた「四元数」のエッセイの修正をした。
このエッセイは私が生まれて初めて書いた四元数についてのエッセイなので、そのエッセイを書いたころは、まだ絶対値の法則についての認識が私にはなかったことがわかる(注)。
それで、急いでそのことを脚注としてとかそのほかの方法で修正する必要があることに気がついた。
(注)絶対値の法則とは聞きなれない言葉だと思うが、|ab|=|a||b|のことである。四元数を導入する過程を歴史的に振り返ってみると、この絶対値の法則(組成法則ともいう)の重要さは忘れられない。
世の中の数学者は場合によってはその重要さを軽視する向きがある。