『望郷のソネット』という著書を中学校、高校の時代の友人のS君から送ってもらった。副題に「寺山修司の原風景」と題されている。
10月23日の私たちの高校同窓会で最近会って話し合ったばかりである。
本質的に寺山修司が何者か私は知らない。演劇人とか映画人とかまたは詩人であろうか。さきほど試みにアマゾンコムで寺山修司を検索して見たら、その著作は49ページにわたってあるらしかった。
それほど長生きをした作家でもないのにその著作の広がりはとてつもなく大きいらしい。
S君は大学を出てから、出版社に入り、そこで寺山修司の担当の編集者になった。現在は彼は演劇に入れ込んでいる。