verratenはドイツ語である。私の覚えていたverratenの日本語の訳語は「裏切る」であり、あまり表向きに使えるような芳しいものではない。
しかし、最近覚えた使い方は「こっそりお教えします」という使い方である。これだとそれほど芳しい使い方ではないということはない。この言い方は二重否定で何が何だかわからないかもしれないが。
ドイツ語もいろいろな状況での言葉の使い方を知ることが大切なのであろう。そうはいってもこれがなかなか難しい。「こっそりお教えします」という使い方については辞書を引いてみたら、「機密をもらす」というような意味で出ていた。なるほど、なるほど。
この年になっても苦労すれば、新しい言葉を少しづつではあるが、覚えることができるものだ。