今日は大掃除とはいっても仕事場の方である。孫の一家が帰ってくるので五―家中の扉をそれぞれ拭き掃除した。
子どもがほこりアレルギーであるので、体がかゆくなったらいけないので。朝10時くらいから働いて昼食をとった後また掃除をしているのだが、部屋のもよう替えをしたらというのである。これでは今日一日では済まない話だ。ほこりアレルギーは孫もそうだというから一家で大変である。
明日は恒例の年1回の忘年会なので、今日のうちに部屋の模様替えをすませなくてはならない。クリスマスの25日は用で高知に行く必要がある。26日に帰ってくるが、27日からは孫の一家が仕事場に数日滞在する。そのための大掃除である。
昨晩ある資料を探していたら、いくつかの書きかけの数学エッセイの原稿を見つけた。一つは分数のわり算はひっくり返して掛けるのかについてであった。
もう一つは私にとっては大事な「微分形式とストークスの定理」という原稿である。こちらはまだ完成しているとは言いかねるが、ストークスの定理とガウスの定理、それにグリーンの定理について書けば、完成するであろう。またその部分の書きかけの草稿も一緒にあった。
それにインターネットのサイトから同じテーマについて書いた資料のコピーも添付されてあった。
私が探している資料は見つけられなかったが、いいものを見つけることができて喜んでいる。そういえば、
La fortune viet en dormant. (冨は寝ているうちにやってくる)
(ラ フォルチュンヌ ヴィアン アン ドルマン)
というフランス語のことわざを知った。意味は「果報は寝て待て」だとか、あせらずにチャンスを待とうという意味だとか。
「微分形式とストークスの定理」はベクトル解析をすっきり説明する手法であり、私のような頭のわるい者にもそのすっきりとした姿を見せてくれる。
もちろん、ここでいうストークスの定理とは一般化された意味でのストークスの定理であり、狭い意味のストークスの定理やガウスの定理、グリーンの定理は、はたまた微分積分の基本定理までをその中に含むというものである。