インパクト・ファクターなどと急に言われたら、「なんだ、なんだ」となるだろうか。
論文の社会への寄与度を示す指数にimpact factorというのがある。これは最近聞いた話だが、日本で日本語で発表した論文が0.3くらいのインパクト・ファクターであった場合にそれを英語で発表すると3になるとか。社会に衝撃を与える程度が約10倍になるという。
これは私が小著『四元数の発見』(海鳴社)を英語に翻訳して出版したいという希望を持っているということを話したときに、それはいいことだと賛成してくれた義弟の話である。
『四元数の発見』の英訳についてはまったく進んでいない。これは第6章の部分をどう修正するかまだ私にわかっていないからである。
これはベクトル空間について私がよくわかっていないことが原因である。少しづつこれについてわかって来つつある。だがまだ十分ではない。
(2023.12.9注)
インパクト・ファクターについての説明が十分でなかったとして義弟から詳しい説明のメールをもらったのだが、この記事はそのままにしておく。
インパクト・ファクターは科学技術の雑誌の個々に対してつくもので一つ一つの論文に対してではないということらしい。詳しいことは機会があればいつかしたいが。