知人の「数学・物理通信」への投稿で教えられたことがあった。
これは自然対数の底を底とする指数関数e^{x}はlim _{n -> \infty} (1+x/n)とあらわされることだった。
この式が成り立つことを知っていなかった。それで微分積分学のテクストでこのことに言及してある本がどれくらいあるのかを昨日調べてみた。
半分くらいだろうか。このことに言及してあるのは。それも「問い」にしたりしてあるテクストも含めてである。
もちろん、『数学公式ハンドブック』(共立出版)p.131にはこの関係は出ている。あわてて他の公式集を見てみたのだが、どうも私の見た限りではあまり出てないようだった。
特に、現役時代にはいつも頼りにしていた、岩波の数学公式集には探したのだが、出ていないようだった。
結果だけ出ているテクストとか、導出法についても書いてあるテクストとかいろいろである。もちろん導出法まで書いたテクストは少ない。