ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

与野党そろり始動、予算案の修正で財務省「1~2週間」国対「分科会」「松本参考人」「週1党首討論」

2025年01月16日 18時59分41秒 | 第217通常会 2025年1月召集
[写真]衆議院第一議員会館から見た衆議院第二議員会館。

 与野党がそろり始動しました。

 朝10時から、立憲の第2控室で「立憲・維新・国民・れいわ・共産・有志・参政・保守」8党派国対委員長会談。ちなみに、前日の石丸伸二さんの政治団体(いわゆる石丸新党)「再生の道」の話題はなかったようです。午後4時から笠国対委員長が坂本国対委員長と「予野国」をして、松本元事務局長の参考人質疑は引き続き協議。分科会、党首討論週1開催を議論していく方針で一致したようです。

 これに先立ち、立憲民主党は山井和則予算委筆頭理事が「国対予算ヒアリング」を開催し、このうち昨日の会合で、財務省は当初予算案の修正案の作成・反映には「1~2週間かかる」との見解を示したようです。同党常任幹事会は、いわゆる「関西・山井学校」(泉常任顧問・森山国対副委員長・吉川、森本両参院議員ら)出身の職員が旧立憲結党以来およそ8年連続で衆・国対事務局長を続ける人事を了承。山井さんが、怒鳴る議員を排除しつつ、機動的に「国対ヒアリング」で動かしていくことになりそうです。基金をめぐる重徳・政調会長のチームは修正協議の主導権を握れない可能性が高いですが、野田佳彦代表は両ルートとも仲が良いように見受けられます。

 公明党と国民民主党の2党は、臨時国会の「政治資金監視委員会の設置のぷグラム法」について、予算関連法律に肉付けするための2党協議を今日から始めました。 

 全体的には、御屠蘇気分とまではいきませんが、与野党ともスローペースの年明けとなっています。

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