
(写真は森ゆう子議員 民主党ニュースから)
【国会傍聴記 2007-10-31 参院・災害対策特別委員会】
参議院の「災害特」が3時間半ほど開かれました。
日本は今年も能登半島地震(3月25日)、新潟県中越沖地震(7月16日)と震災が相次ぎました。
ここ数年は、北陸地方で地震が多い傾向があります。
政府はこれまで東海地震など太平洋側を中心としていましたから、予算編成も含めて、国会での議論はとても大事です。
民主党からは新潟在住の風間直樹さん、自民党からは国土交通省出身の佐藤信秋さん(ともに全国比例)の今夏初当選組らが質問に立ちました。
政府からは泉信也・防災担当大臣・国家公安委員長(全国比例)が出席しました。
○自民党案(衆院提出)と民主党案(参院提出)が並立状態に
民主党会派を代表して、新潟選挙区の森ゆう子さんが「被災者生活支援法案」の趣旨説明をし、同法案が審議入りしました。
正式名称は「被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案」です。
ところで、この法案については、自民党が全く同じ名の法案を衆院に提出し、審議中です。
「Yahoo!みんなの政治」というウェブサイトで比較できます。興味のある方はご覧ください。違いは住宅再建への支援金額などです。
「Yahoo!みんなの政治」(提出日順)
民主党が参院に提出した議員立法
自民党が衆院に提出した議員立法
○今後の見通し
当然、このままいけば、
自民党案は衆院で可決→参院に送付
民主党案は参院で可決→衆院に送付
となり、肝心要の被災者支援に遅れが出てしまう可能性があります。
衆参両院の委員会審議だけでは限界があります。
法案の一本化を含めた自民、民主両党幹部の政治判断が求められます。
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