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宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

【国会傍聴記】フィブリノーゲン→フィブリノゲン「再評価すべきだった」舛添大臣 衆院厚労委

2007年10月31日 21時42分15秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦
【国会傍聴記 2007-10-31 衆院・厚生労働委員会】

 民主党ネクスト厚労相の山田正彦さん(長崎3区比例)が舛添要一厚労相と対決。

 ちょうど1週間前の菅直人さんの質問で出てきたミドリ十字の「フィブリノゲン」が「フィブリノゲン」に製品名が変更された件を問い質しました。

(次のエントリーで第一報をお伝えしました)
10/24付エントリー【速報】菅さん「フィブリノーゲン→フィブリノゲンで承認延長」天下りの松下ミドリ十字社長

 山田さんは冒頭、「きょうは30年前に話を戻します」と話して、薬害C型肝炎をもたらした血液製剤(血液凝固剤)の「フィブリノゲン」について集中的に質問しました。

 ミドリ十字の製品「フィブリノゲン」(1964年承認)が(といっても成分は同じです)「フィブリノゲン」(1976年承認)に製品名が変わった理由を問い質しました。

 厚生省は1971年、「1967年以前に承認された前医薬品の再評価制度」を導入しました。その過程で、同製剤は「新規承認薬とみなし、再評価の対象に入れなかった」としています。

の経緯について、厚労省の高橋医薬食品局長は「承認日をもって機械的、画一的に処理した」と答えました。

 舛添厚労相は「名前がちょこっと変わっただけで、再評価をやらなかったのは疑問だ」と答弁しました。

 なお、菅さんは24日の厚労委で旧ミドリ十字松下康蔵元社長らの参考人質疑を要求しています。

(このエントリーは10月31日付朝日新聞夕刊15面「変更理由に再評価除外」の記事を参考に作成しました)

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