flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

国頭 本部

2008-05-08 00:00:04 | 漂い紀行

 中村家住宅のある北中城村を後にし、北中城ICから沖縄自動車道に入る。金武町(きんちょう)付近では、道路の両脇を米軍用地に挟まれ、開放的な地域ながら、開放されていない部分を実感した。自動車道の終わる名護市許田ICを降り、海辺の道の駅「許田」で昼食を摂った。
 沖縄本島で最も面積の広い自治体である名護市の市街地に入ると、漁港があり、付近には周辺中心地というべき施設が林立していた。名護から採石場地帯を抜け、東シナ海に面する半島を進むと国頭郡本部町(くにがみぐんもとぶちょう)となる。文字だけをみると、何やら意味深げな感じだが、国頭郡の範囲は、旧北山王国の領域であり、本部半島の内、今帰仁(なきじん)間切(村)が分割したものが本部間切となって、現在に至っている。
 本部町は、昭和50年(1975)に沖縄国際海洋博覧会が行われた場所で、その跡地は国営沖縄記念公園となって、敷地内には平成14年に開館した、水量7500トンのアクリル水槽「黒潮の海」のある、美ら海水族館がある。
        
(ジンベエザメ、オニイトマキエイ(マンタ)、マグロ、カツオ等が泳ぐ「黒潮の海」)

 公園の南東には本部の中心地、渡久地があり、生活感溢れる落ち着いた感じの町角には、何故か1人から20人分まで、一種類のための食券販売機のある、氷ぜんざいの店がある。
 

 この後は、今帰仁城へ向かった。

コメント (2)
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