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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

続 斎藤佑樹入団会見

2010-12-10 16:09:23 | スポーツ & スポーツ観戦
 斎藤佑樹投手が昨日、北海道日ハム球団に正式に入団し、記者会見を行った。その姿はあくまで爽やか、あくまでそつがない“佑ちゃん”そのものだった。 
 ここで私は斎藤投手が北海道日本ハムファイターズに入団した意味について少し考えてみることにした。
 
 まず誰でも思っていることだと思うが、斎藤投手が日ハムに入団したのは紛れもなくプロ野球界に「ドラフト制度」があったからである。
 そして斎藤投手が大人だったからだと私は思っている。

        
        ※ ドラフトで斎藤投手を引き当てた長谷川球団社長を讃える
         「ゴッドハンドタオル」が販売されていたが、凄い勢いで完
         売となってしまった。購入できた人のタオルを写させてもらった。

 つまりプロ野球入団選手の契約金の高騰を抑え、各球団の戦力の均衡化を図るというドラフト制度があって、そこに長谷川球団社長のゴッドハンドが活かされ斎藤佑樹という金の卵を獲得することができたのだ。
 そして斎藤投手である。彼は球団をえり好みすることを表面上は徹底して隠し通した。彼とて好みの球団、生活したい土地はあったはずだ。それを彼は表に出さなかった。つまりドラフト制度があるかぎり、その制度の中で自分を活かすことを彼は選択したのだ。(彼の中では在京、あるいは在関東の球団が望みだったのではと推測する)

        
        ※ 会場にはこうした応援ボートを手にしたファンが目立った。

 私は斎藤投手が入団したという僥倖を球団だけではなく、北海道にとってもいろいろな場面で活躍してもらい、北海道を元気にしてほしいものだと思う。
 もちろんそのためには、まずは野球で活躍することが基本であることはいうまでもないことだが…。

 北海道のために活躍するとは…。
 私の中でイメージするのは、斎藤投手の「爽やかなイメージ」である。
 その爽やかなイメージは、北海道の爽やかな気候・風土とリンクしないだろうか?
 つまり彼の全国区の人気を活用させてもらい、北海道の爽やかなイメージを全国に展開してもらうというのはどうだろう?

        
        ※ 会見には東京キー局のキャスターも目立った。写真の人は
         テレビ朝日の「報道ステーション」のスポーツキャスターの
         武内絵美アナ。カメラに向かってニコッとポーズをとってくれた。

 私は北海道を離れたことのない人間だが、関東・関西の人間から言わせると北海道はまだまだ辺地というイメージが強いようにも伝わってくる。
 斎藤投手が野球で活躍し、爽やかな北海道のイメージを全国に伝えてくれることによって、これまでの北海道に対するイメージを変え、人々がこれまで以上に北海道に注目してくれることになってほしいと願うのである。

        
        ※ ファンサービスの初仕事。サインポールを投げ入れる斎藤投手です。

 斎藤投手が野球で活躍すると共に、プラスアルファを北海道にもたらしてくれることによって斎藤投手がドラフト制度によって北海道日本ハムファイターズに入団したことの意味がより大きなものとなると思うのだが…。

        
        ※ そのサインボールをゲットした幸運の人に写させてもらいました。