「ランチ忘年会」なる言葉を友人から初めて聞いた。近ごろシニア層を中心に密かなブームらしい。そこで早速私たちも友人夫妻とランチ忘年会を楽しんだのでした。
「ランチ忘年会」とは言いえて妙に思います。
「ランチする」と言えば、ふつうはだんな達が働いている昼時、夫人たちがホテルなどで会話を楽しみながら優雅に昼食を摂るというイメージです。
ホテル側としては比較的廉価な設定で、昼間客層の呼び込み策としてさまざまなプランを展開しています。そして、昼間に時間がある夫人たちにすれば、ディナーのように財布の中身を心配しないで安心して楽しめるという両者の思惑が合致して、ホテルのランチはなかなか好評だと聞いていました。
おそらく「ランチ忘年会」はそこからの延長線上で発想されたものなのでしょう。
※ 典型的なバイキング風景といったところです。
ということで私たちは友人夫妻と12月26日、某ホテルでのランチ忘年会を楽しみました。
コースはランチバイキングで2,200円とお得価格です。しかもその上、プラス500円でワインを自由にいただいてよいというプランでした。
人気のプランとあって満席状態のようでしたが、日曜日とあってシニア層よりはむしろ若いカップル、家族連れなどが目立っていたようでした。
バイキングは洋食・中華が約30品用意されていて、過不足はなく、味のほうも十分満足ゆくものでした。(まあ、私の舌では、ということですが…)
※ 私の最初の皿です。もちろんこれから次々といただいたのですが…
「明るいうちからアルコールはどうも…」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは美味しい料理とワインを楽しみながら、今年一年を振り返り、また日常のあれこれを語り合ったものでした。
※ ホテルの窓から覗いた札幌の街の風景です。
たまたま今回は日曜日ということでしたが、シニア層にとってはウィークディに「比較的リーズナブルでありながら優雅な気持ちで飲食を楽しむことのできる『ランチ忘年会』は有りだな」と思いながら帰宅したのでした。