田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

国稀酒造

2010-12-19 19:56:46 | 札幌(圏)探訪
 日本最北の造り酒屋として名高い「国稀酒造」(くにまれしゅぞう)の新酒の利き酒会が札幌第一ホテルであった。たまたま札幌第一ホテルに所用で出向いていた私は、思わぬ形で新酒の利き酒会に出合ったのでした。 

        

 少し話は古くなってしまいましたが、12月10日、札幌第一ホテルに所用があり出向きました。
 ホテルに入ると何やらロビーが飾り立てられていました。
 聞くと、増毛町を醸造元とする「国稀酒造」の新酒の利き酒会があるということなのです。

        

 予定されていた会議をロビーの近くの部屋でやっていたところ、鏡割りの歓声が聞こえ、利き酒会が始まったようです。
 すると、もう同席者は浮き足立ちました。(もともとそれほど重要な会議ではなかったのだが…)
 会議を中断して利き酒会の方に参じました。
 私は日本酒をふだん嗜まないので、一口口に含んでも良し悪しの判断がつきません。
 同席者たちが「美味しい!美味しい!」というので、「なるほど、そうかもしれない。呑み易いのは間違いない」と思いながらいただきました。(日本酒の嗜まないだけでけっして下戸ではありませんよ)

        

 提供された新酒は関係者によると「国稀本醸造原酒・蔵ばしり」という銘柄だそうです。資料によると枡一杯で800円とか…。

 会場には多くの人たちが詰め掛け、新酒を味わっていました。
 また、会場の一角では雰囲気を盛り上げようと津軽三味線のミニライブも行われていました。

        

 北海道の造り酒屋は本州各地の老舗に比べるとやはり苦戦しているとも聞きますが、その中にあって国稀酒造は大健闘しているとも聞いています。(日本酒の世界はまったく疎いので、正確がどうかは分からない)
 ぜひ工夫研鑽を重ね、辛党に受け容れられ酒造りに励んでほしいし、道民の辛党もそんな国稀酒造を応援してほしいなぁ、と思った新酒の利き酒会でした。