経済アナリストとしてマスコミなどで活躍する森永卓郎氏が札幌で講演した。友人の誘いを受け参加したのだが、その趣旨や講演の内容など、私には今一つ理解できない講演会だった…。
今回の講演会(日時:6月26日午後2時、会場:ホテルオークラ札幌)の主催が「財団法人 日本児童家庭文化協会」と「株式会社 国民生活向上協会」となっていた。この組み合わせが私には今一つ理解できなかった。
そして開催の趣旨がシニア向けフリーペーパー「悠遊倶楽部」創刊記念特別講演会ということで創刊号を手渡されたのだが、どこが発行元なのかいくら雑誌を繰ってもはっきりしない。発行元を明示しないということが私には今一つ理解できなかった。
そして講演だが、トップバッターがテレビタレントとしての方が有名だが経済評論家との肩書きで北野誠氏が「元気にだまされないで生きていく方法」と題して話され、続いて森永卓郎氏が「年収崩壊時代を勝ち抜く方法」と題して話し、ラストバッターに資産運用アドバイザーという肩書きの木村佳子という方が「大損回避の資産運用『もしも』と『まさか』に備えよう!」と題して話された。この組み合わせが私には今一つ理解できなかった。
理解できないことだらけの講演会だったが、その中でも森永卓郎氏は「札幌市に何をしに来たのだろう?」と思わせるような講演内容にがっかりしてしまった。
今回の講演のキャッチフレーズでは「テレビでお馴染み、経済アナリスト『森永卓郎氏』がシニア世代の現在と未来を斬る」として、「魅力的なセカンドライフを実現するために」と前ふりをして講演題の「年収崩壊時代を勝ち抜く方法」となっていた。
このような惹句に、将来の生活に不安を抱くシニア層は群がるだろう。(私も含めて)
しかし、森永氏の口から出てきた言葉は私たちの期待を裏切るような話ばかりだった。
曰く、テレビでお馴染みの政治評論家・三宅久之氏のことを「怒る病気の持ち主」と称して、間近に見たエピソードを面白可笑しく紹介したり、
彼が究極のライバルと勝手に称する平中平蔵氏とのテレビ局でのニアミスの場面を紹介したり、
今の民主党で彼がイチオシの人物は原口一博氏だという。なぜなら彼が総理になった暁には森永氏を日銀総裁にすると約束したから、といった調子なのである。
そして極めつけは、森永氏の年収崩壊時代を勝ち抜く方法が、コンビニのポイントを上手に貯める手法であったり、週に2日はお金を使わない日を決めて節約するといった彼の生活スタイルを披歴することだけだった。何だ!これは?
聴いている私はため息が出るばかり…。
いったい森永氏は札幌に何しに来たのだろう?
今回の講演会(日時:6月26日午後2時、会場:ホテルオークラ札幌)の主催が「財団法人 日本児童家庭文化協会」と「株式会社 国民生活向上協会」となっていた。この組み合わせが私には今一つ理解できなかった。
そして開催の趣旨がシニア向けフリーペーパー「悠遊倶楽部」創刊記念特別講演会ということで創刊号を手渡されたのだが、どこが発行元なのかいくら雑誌を繰ってもはっきりしない。発行元を明示しないということが私には今一つ理解できなかった。
そして講演だが、トップバッターがテレビタレントとしての方が有名だが経済評論家との肩書きで北野誠氏が「元気にだまされないで生きていく方法」と題して話され、続いて森永卓郎氏が「年収崩壊時代を勝ち抜く方法」と題して話し、ラストバッターに資産運用アドバイザーという肩書きの木村佳子という方が「大損回避の資産運用『もしも』と『まさか』に備えよう!」と題して話された。この組み合わせが私には今一つ理解できなかった。
理解できないことだらけの講演会だったが、その中でも森永卓郎氏は「札幌市に何をしに来たのだろう?」と思わせるような講演内容にがっかりしてしまった。
今回の講演のキャッチフレーズでは「テレビでお馴染み、経済アナリスト『森永卓郎氏』がシニア世代の現在と未来を斬る」として、「魅力的なセカンドライフを実現するために」と前ふりをして講演題の「年収崩壊時代を勝ち抜く方法」となっていた。
このような惹句に、将来の生活に不安を抱くシニア層は群がるだろう。(私も含めて)
しかし、森永氏の口から出てきた言葉は私たちの期待を裏切るような話ばかりだった。
曰く、テレビでお馴染みの政治評論家・三宅久之氏のことを「怒る病気の持ち主」と称して、間近に見たエピソードを面白可笑しく紹介したり、
彼が究極のライバルと勝手に称する平中平蔵氏とのテレビ局でのニアミスの場面を紹介したり、
今の民主党で彼がイチオシの人物は原口一博氏だという。なぜなら彼が総理になった暁には森永氏を日銀総裁にすると約束したから、といった調子なのである。
そして極めつけは、森永氏の年収崩壊時代を勝ち抜く方法が、コンビニのポイントを上手に貯める手法であったり、週に2日はお金を使わない日を決めて節約するといった彼の生活スタイルを披歴することだけだった。何だ!これは?
聴いている私はため息が出るばかり…。
いったい森永氏は札幌に何しに来たのだろう?