「でっかいどうオホーツクマーチ」の第四日目の30キロを無事歩き終えることができ、先ほど車で約4時間半かけて午後6時半過ぎ帰宅しました。
「でっかいどうオホーツクマーチ」の最終日は、昨日のコースとは反対の北見市の西方面を巡る30キロだった。
コースは「美しい日本の歩きたくなる道 500選」にも選定されている「ハッカの風薫る屯田の道」を含んだ緑豊かなコースだった。
四日目とあって体力的に心配もしていたが、気温が肌寒いくらいだったことが幸いし、思っていたほどきつい思いをしないでゴールすることができた。
これで当初の目標だった総計127キロを歩き終えることができた。
※ 第四日目も緑多い風景の中を歩いた。写真の女性がザック
に付けているいるのがウォーキング大会独特のゼッケンです。
この種のウォーキング大会では参加者は独特のゼッケンを着用することになっている。
どのように独特かというとゼッケンナンバーというのはなく、代わりに在住の都道府県や市町村名、氏名、歩く距離を自分で書き込むことになっている。さらに、それぞれがその大会への意気込みや思いなどを自由に書き込むメッセージ欄がある。
私はそのメッセージ欄に「ふるさとで127Kmに挑戦!!」と記して歩いた。
※ 北見市郊外を流れる武華川沿いの堤防上を歩いています。
私にとっては4日間にわたって毎日30キロ以上を歩くことは初めての経験であり「挑戦」そのものだった。
そう記したことで何人もの人から声をかけられた。
声をかけるほとんどの人が「一日に127Km歩くのですか?」と問いかけてきた。
私はもちろん「いえいえ四日間の合計ですよ!」と答えていた。
このことは何を意味するかというと、声をかけてきた人たちにとっては四日間で127Kmなんて「挑戦」などには値しないということのようだった。
ウォークしているときに耳に聞こえてくる話や会場での交歓会で聞く話では、相当多くの人が全国を股にかけて各種のウォーキング大会に参加している人が多いということだった。その人たちにとっては一日に30Km程度はなんとも思っていない距離であり、100Kmを超えるような距離だと少し注目しようかな、ということで声をかけてきたようだ。
ことほど左様に、こうした大会で参加してみるといろいろな猛者に出会うことがある。
今大会で聞いた話では、全国47都道府県の大会を全て制覇したという人。大会に参加する費用が年間500万円は下らないという人。日本だけに収まらず世界の大会に出かけている人、などなど…。
それを聞いて「それぞれの趣味の世界にはやはり凄い人がいるもんだ」との思いを深くした。
いろいろと気の多い私はけっしてそのようにウォーキングだけに集中するということはないだろうし、できないとも思った。
しかし、「歩く」という単純な行為であるウォーキングも健康なればこそとの思いもあり、これからもぼちぼちと継続していきたいものと思っている。
※ 四日間のウォークを終えて記念のゴールです。
「思ったほどきつい思いをしなかった」と冒頭記したが、疲れはそれなりに蓄積している。疲れが取れたときにゆっくりと今大会を回想してみたいと思っている。