まるでテレビのクイズ番組の公開録画に参加しているのではと錯覚するほどだった。フリーアナの福澤朗氏が司会を務め、お笑いのほっしゃん。がレポーター、そして北海道に関係があるこれまたお笑いのワッキー、アップダウンが回答者、ジャーナリストの後藤謙次氏がクイズの解説を務めるといった具合だった。
ある日の新聞に「ナルホド!学べる日本とロシア」と題して、福澤朗氏、後藤謙次氏が来札すると告知があった。
今をときめく福澤氏、後藤氏から直接話を伺えるとあって早速応募をしたところ妻と二人分の参加券が送付されてきて、8月6日(土)午後参加してきた。
※ 開催中の写真はNGとのことだったので、開会前に1枚だけ会場内
を撮った。正面左側が福澤氏、右側に後藤氏が座った。
新聞の告知では開催の趣旨も、内容も今一つ明らかでなかったが、趣旨はあまり声高には語られなかったが「考えよう、北方領土」というスローガンが小さく記されていたことから、北方領土問題を広く国民に啓宣することだったようだ。
内容的には上記したようにクイズ形式にすることによってより身近に北方領土のことを考えてもらおうとする配慮がなされた結果だろうと思われた。
クイズ形式にしたことによって「北方領土問題」という堅い話が肩を凝らすこともなく気楽に参加することができた。
ほっしゃん。が実際にロシアを訪れて見たり聞いたり、ロシア人と触れあったりした中で新たに発見したこと、驚きを感じたことなどをクイズにして解答者と共に私たち会場の参加者も考えようというものだった。また、解答者もお笑いの二組だけではなく、それぞれに札幌市内の女子高生が付いてチームとなって答えを競うものだった。
クイズの回答が出た後に、その問題に関して後藤謙次が専門的なことを分かりやすく解説するという形式をとった。
レベルとしては高校生にも興味を抱いてもらうという趣旨だったため、それほど難しい問題などはなかったが、和食文化やアニメや漫画などのサブカルチャー、さらには本格的な文学書まで、日本の文化がそうとう広く深くロシアに浸透していることがレポートされた。
また、経済的な面でも日本とロシアの関係はかなり交流が進んでいるとのことだ。
しかし、そうしたことと政治の世界ではまったく様相を異にしているのが現状である。
日本とロシアの間では今現在も「平和条約」が結ばれていない。平和条約が結ばれていないということは両国間に未解決の問題が存在することに他ならない。その未解決の問題が「北方領土問題」である。
後藤氏は、経済交流や大衆文化の交流を広げ、深めることが政治的な問題を解決するための環境を醸成することになると話したが…。
これ以上このことを語るのは止めよう。ブログが炎上することを私はもっとも恐れるからである。
なお、この「ナルホド!学べる日本とロシア」は札幌が最初の開催で、この後10月まで東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台の各主要都市で開催されるそうである。
ある日の新聞に「ナルホド!学べる日本とロシア」と題して、福澤朗氏、後藤謙次氏が来札すると告知があった。
今をときめく福澤氏、後藤氏から直接話を伺えるとあって早速応募をしたところ妻と二人分の参加券が送付されてきて、8月6日(土)午後参加してきた。
※ 開催中の写真はNGとのことだったので、開会前に1枚だけ会場内
を撮った。正面左側が福澤氏、右側に後藤氏が座った。
新聞の告知では開催の趣旨も、内容も今一つ明らかでなかったが、趣旨はあまり声高には語られなかったが「考えよう、北方領土」というスローガンが小さく記されていたことから、北方領土問題を広く国民に啓宣することだったようだ。
内容的には上記したようにクイズ形式にすることによってより身近に北方領土のことを考えてもらおうとする配慮がなされた結果だろうと思われた。
クイズ形式にしたことによって「北方領土問題」という堅い話が肩を凝らすこともなく気楽に参加することができた。
ほっしゃん。が実際にロシアを訪れて見たり聞いたり、ロシア人と触れあったりした中で新たに発見したこと、驚きを感じたことなどをクイズにして解答者と共に私たち会場の参加者も考えようというものだった。また、解答者もお笑いの二組だけではなく、それぞれに札幌市内の女子高生が付いてチームとなって答えを競うものだった。
クイズの回答が出た後に、その問題に関して後藤謙次が専門的なことを分かりやすく解説するという形式をとった。
レベルとしては高校生にも興味を抱いてもらうという趣旨だったため、それほど難しい問題などはなかったが、和食文化やアニメや漫画などのサブカルチャー、さらには本格的な文学書まで、日本の文化がそうとう広く深くロシアに浸透していることがレポートされた。
また、経済的な面でも日本とロシアの関係はかなり交流が進んでいるとのことだ。
しかし、そうしたことと政治の世界ではまったく様相を異にしているのが現状である。
日本とロシアの間では今現在も「平和条約」が結ばれていない。平和条約が結ばれていないということは両国間に未解決の問題が存在することに他ならない。その未解決の問題が「北方領土問題」である。
後藤氏は、経済交流や大衆文化の交流を広げ、深めることが政治的な問題を解決するための環境を醸成することになると話したが…。
これ以上このことを語るのは止めよう。ブログが炎上することを私はもっとも恐れるからである。
なお、この「ナルホド!学べる日本とロシア」は札幌が最初の開催で、この後10月まで東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台の各主要都市で開催されるそうである。