田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

樽前山登山 断念!

2011-08-21 21:04:45 | 北海道低山紀行 & Other
 それは私にとって信じられない光景だった。今朝、札幌は太陽の光が燦々と降り注いでいたのに、札幌都心からわずか30数キロ離れた支笏湖では土砂降りだったとは…。土砂降りの雨を前にして登山の計画は断念するしかなかった…。 

 「なんでやねん」とふだんは使いもしない関西弁が口を突いて出てくる始末だった。
 朝、自宅を出てくるときは眩しいばかりの太陽が照りつけていたのに、車で1時間少々走った支笏湖では土砂降りだった。
 運が悪かった? ついてない? 因果応報? 「わいが何をしたっちゅうねん」…。

 今朝(8月20日)起きると太陽の光が眩しかった。
 ある講座を受講する計画があったのだが、久しく体を動かしていなかった私は講座をキャンセルして、以前から登ってみたいと思っていた「樽前山に登ろう!」と車を走らせた。
 国道453号線を支笏湖に向かって走った。
 支笏湖が近づいてきたころポツポツと来たがまだ登山が出来ないとは思っていなかった。
 しかし、支笏湖畔に着いた頃には本降りとなっていて「これは無理かな?」と思い始めた。それでも登山口まで行ってみようと支笏湖畔を通り越し登山口に向かった。
 雨はますます激しくフロントガラスを叩きつけるように降りつける。

 登山口は樽前山の7合目にあるのだが、5合目のところにあるゲートがすでに閉まっていた。ゲートのところにちょうど樽前山を管理する人たちの車が近づいてきた。「登山道の一部が決壊したので、ここからは立ち入り禁止です」と告げられた。

        
        ※ 5号目のゲートはご覧のように閉じられていました。

 登山が駄目なら、せめて近くにある「苔の洞門」を見てみたいと思い車を走らせた。
 しかし…。
 「苔の洞門」の前のゲートも閉じられていた。
 そしてそこの駐車場は泥水が濁流となって流れていた。これではとても洞門見物というわけにはいかない。
 こちらもあきらめざるを得なかった。

        
     ※ 「苔の洞門」の管理事務所前の駐車場は泥水が川のように流れていました。

 結局、私はなすすべなく帰路につかねばならなかった。
 悔しいことに支笏湖が見えなくあたりまで来ると雨は全く降っていないではないか!
 札幌は朝出たときと同じように青空が広がっていた…。
 走り回った130キロは何だったのか?

 しかしリベンジのための最低限の下調べだけはすることができた。
 近いうちに樽前山にぜひとも登りたいとの思いを強くした。
 「わいはぜったいやるねん」