田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №89 e.cot cafe

2011-11-19 22:05:57 | 札幌Cafe紀行
 イギリス風のアンティークなインテリアに囲まれ、窓外にはイングリッシュガーデンが広がっているという、まるでイギリスに旅したような雰囲気の中で「深山膳」という純和風なランチを楽しみました。その意外な組み合わせが面白く感じられました。 

          
          ※ e.cot cafeのおしゃれな外観です。

 e.cot cafe(イーコットカフェ)というちょっと意味深な店名にも惹かれ、白石区まで友人と足を伸ばしました。
 私たちははじめ白石区菊水の車の通りに面したところに「e.cot」と大書した建物があったので「ここだ!」と思い建物の中に入っていったのですが、どうもカフェらしさがなくガランとしていたので建物から出ました。すると、中から女性が出てきて「ここはカフェではありません。カフェは裏側の建物です」と教えてくれました。
 後から調べてみると、どうやらその建物は建設会社などが運営するエコな商材などを展示したり、発信したりするギャラリー兼事務所だったようです。

          
          ※ こちらはカフェと間違えたギャラーリ兼事務所「e.cot」です。建物の屋根で植物が育っています。

 そこで「e.cot」という名前なのですが…。ちょっと調べてみましたがよく分かりません。そこで私はたくましく想像を働かせてみました。
 e.cotの「.」を取ると、ecoになります。エコな商材を扱うということで、「エコ」と「(良)い~こと」の掛け合わせ言葉ではないのか、と想像したのですがいかがでしょうか?

          
          ※ こちらは英国産ミニクーパーの屋根に芝生を載せています。

 つまらぬことを長々と書いてしまいました。
 肝心のe.cot caféですが、リード文に表したようにオーナーの本田享子さんがイギリスに赴いて直接買い付けてきたのではないかと思われるテーブルや椅子、さまざまなアンティークなインテリアが店内を満たしていました。

          
          ※ ご覧のような英国風アンティーク家具や小物が店内に満ちています。

          
          ※ テーブルや椅子も英国風といった感じです。
   
          
          ※ テラス席もイングリッシュガーデン風の庭に囲まれて…。

 そんな中、ちょうど昼時だったこともあり食事を頼もうとしたところ、「食事は和食の深山膳だけを提供しています」とのことでしたので、その「深山膳」(デザート、ドリンク付き 1,260円)をオーダーしました。
 「深山膳」はお店のうたい文句によると、経験豊富な板前が新鮮な食材を吟味してつくる限定ランチだそうです。日によって内容は変わるようですが、私たちのときはアンコウの煮こごりをはじめとして、どの料理も深い味わいのする美味しいものでした。

          
          ※ 一つ一つの料理の味がしっかりしていた「深山膳」です。

 私たちが訪れたとき、数組のご婦人たちも賑やかに食事を楽しんでいました。ご婦人たちには英国風のアンティークなインテリアに囲まれての食事や語らいは男の私が想像するよりははるかに楽しいものなんでしょうな。
 ところで「e.cot」とはどんな意味があるんでしょうかね? なお、ギャラリー兼事務所の「e.cot」と、「e.cot cafe」は、前者は主人が関わり、後者は夫人がオーナーを務めているという関係のようです。(これもまた私の想像なのですが…)

          
          ※ 食後のデザートも上品な感じです。

【e.cot café データ】
札幌市白石区菊水元町9条2-2-29
電  話 011-873-7799
営業時間 11:00~18:00
定休日  日曜・祝日  
座  席 30席(夏季テラス席10席)
駐車場  有(10台)
入店日  ‘11/11/14