田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

コンサドーレ 勝つには勝ったが…

2011-11-12 21:28:54 | スポーツ & スポーツ観戦
 見放したはずのコンサだったのですが、シーズン後半になりJ1昇格が話題になってきてやはり気になってきました。当初観戦するつもりはなかったのですが、急遽予定を変更し厚別競技場に駆けつけました。 

 11月12日(土)J2リーグ第35節、コンサドーレは対大分トリニータ戦でした。
 コンサは大分戦を含めて残り4試合を残して現在第4位につけています。J1にあがるためには第3位までに入らないといけません。
 ですからコンサドーレは残り4試合一つも取りこぼせない状況なのです。

       
       ※ 選手入場時、会場内は赤黒のボードでコンサカラーで埋められました。(写真ではよく分かりませんね)    

 さて、今日の試合です。
 コンサイレブンはポーターの大声援を受けて試合開始からアグレッシブに攻め立てました。試合開始後8分、内村選手が見事な個人技で早々と先取点を奪いました。意外に早い得点は観ている側としては楽しくこの後観戦できるのではと期待しました。

 ところがここからがジリジリとさせる展開になりました。
 数多くあったチャンスをことごとく得点できなかったのです。
 特にジオゴ選手はGKと1対1になった後、GKもかわして「もうゴールだ!」と思ったのですが、そこからやや時間を要したために相手DFに間に蹴りだされてしまいました。
 また、砂川選手もGKと1対1になりながら枠を外してしまい絶好のチャンスを逃しました。

 観ている側としては味方が1点リードという展開が一番ハラハラドキドキする展開なのです。それは敵方が得点してしまうと試合が元に戻ってしまい気持ちとしてかなりガッカリとしてしまうからです。追加点が取れそうで取れない展開に見る側はジリジリとする時間が続きました。

       
       ※ コンサの得点に喜ぶ熱烈サポーター席の人たちです。
        
 その状況は後半になっても続きます。
 前半と同じように決定的な場面を何度か逃します。内村が、宮澤が…。
 大分の攻撃に何度かハッとする場面もあり、悪い予想が頭をよぎります。それは勝利を目前にした試合終了直前に同点に追いつかれるという悪夢です。
 そんな悪夢がよぎり始めた後半40分、ようやく古田選手が決めてくれ、勝利を確信することができました。

       
       ※ 試合終了後、サポーターに挨拶する選手たちです。

 どうしても応援するチームを悲観的に見てしまう私ですが、今日のような試合をしているかぎり残り3試合全てに勝利することは難しいのではないか、と思えてきます。
 チームの体質はそれほど簡単に修正できるものではありません。得点力不足はこれからの戦いにおいても苦しい戦いを強いられることと思います。
 願いはGKホスンをはじめとして比較的安定している守備陣の頑張りです。なんとか守り抜いて、チームに勝利をもたらしてほしいと願っています。