田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そらちフットパスウォーク 1 栗山町 前編

2012-09-14 23:10:11 | フットパスウォーク & トレッキング
 空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。

田園の里・御大師山ルート 

 空知支庁フットパスウォークの第一弾に栗山町を選んだ。栗山町は私にとって未踏の地であったが、ルート上にたくさんの見どころがある魅力的なルートだった。それにしても今日(14日)は暑かった…。 

     
     ※ ルートマップが鮮明でないのが残念だが、私の技術では限界である。

 朝の好天を確認し、栗山町まで車を飛ばした。
 栗山町は一昨年にある企画で小林酒造を見学しているが、バスで導かれて小林酒造だけの見学だったために、町自体は私にとっては未踏の地同然だった。

          
          ※ 近代的な建物のJR栗山駅です。
 
 午前11時、JR栗山駅からフットバスを開始した。
 まず駅前通りを東に進むのだが、栗山の商店街が想像していたよりずっと元気そうだったのが印象的だった。街並みはきれいに整備され、歩道はレンガ舗装され、街頭放送で音楽が流されていた。
 街中にある「まちの駅 栗夢プラザ」では写真展が開催され、町の人も何人か訪れていた。

          
          ※ きれいに整備された商店街です。

          
          ※ 栗山市街地のほとんどの歩道はこのようにレンガ舗装されているようです。

 ルートはまず「栗山公園」を目ざす。選定したルートに自信がなかったので、近くにいた老人に尋ねたところ親切にも一緒に歩いて導いてくれた。
 栗山公園は町のシンボル(?)御大師山の麓に広がる公園だが、園内には「なかよし動物園」があり、小さな動物を飼育し子どもたちに人気だとか…。私が行った時も保育園(あるいは幼稚園)の子どもたちがたくさん公園に来ていた。

          
          ※ 「栗山公園」です。正面の建物が「なかよし動物園」のようです。

          
          ※ 遠足に来ていた保育園児たち(?)

 公園の傍には「ふれあいプラザ」なる建物に気付いた。何だろう?と思い、建物の中に入っていくと、中は展示室になっていて地域の水棲生物が展示されていた。「ふれあいプラザ」には専門職員も常駐している専門的な施設のようである。

          
          ※ 外見からは何の建物なのかちょっと想像がつきません。

 ここからルートは栗山町の田園風景を眺めるべく坂道を上ってゆくだが、私はルートを間違えてしまい、暑い中で右往左往してしまった。
 なんとか本来のルートに戻り、坂道を汗いっぱいかきながら上り続け、ようやく見晴らしの良いところに出ると、そこには典型的な田園風景が広がっていた。

          
          ※ 私には豊かな田園風景に映りました。

 ようやく上った丘を、今度は下って街から丘一つ越えた反対側の道路に出た。周りは一面水田が広がっていた。水田には稲刈機(コンバイン)も見え、間もなく収穫期といった感じだった。

          
          ※ 黄金色に色付いた稲の穂です。

 水田地帯を往くと旧雨煙別小学校の木造の建物が見えてきた。この建物は廃校となっていた校舎を日本コカ・コーラKKが支援して改修し、宿泊可能な環境教育の拠点としようとしている建物です。
 せっかくの機会だったので中を見学させてもらった。職員の方が親切にいろいろと建設の経緯や現状を説明してくれた。(それを書くと長くなるので省略します)

          
          ※ ペンキできれいに装いを施された木造校舎です。

※ 以後は後編でレポートします。