田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

夏が往く…、AMOEBAの夏が終わった…

2015-08-02 22:36:11 | その他
 この集いを終えると、私の中では「今年の夏が往ってしまったなぁ…」という感懐を抱く…。それくらい私にとっては思い入れのある集いである。昨日、今日と私にとっては5人の仲間との至福の時間を過ごした…。

          
※ 5人の集合写真も撮ったのだが、掲載の承諾を得なかったので載せられない。写真が一枚もないのは寂しいので、ガラコンサートの開会を告げるファンファーレの演奏場面を載せました。 

 AMOEBAの夏が終わった…。
 昨日、今日と5人の旧友と過ごした時間は私にとって至福のひと時だった。
 昨日は、「PMFガラコンサート」と「懇親交流」、そして今日は「実践レポート交流」と「昼食」と、共に過ごした2日間だった。
 コンサートも懇親交流も楽しいひと時だった。しかし、この集いの最も意味あるひと時は、今日の午前中に行った「実践レポート交流」である。
 それぞれが、今抱えている課題とその解決方策を報告し、そのことへのアドバイスや感想を述べ合う場である。

 A氏は宣言した。退職まで残り1年8ヶ月となって、これまでの集大成と後世に伝えられるような大きな仕事をしたいと…。その心意気や高し、である。メンバーの中でも真摯に仕事に取り組むことでは誰もが認める存在であるA氏の健闘を見守りたい。

 B氏は○○管内において校長、教頭を指導する立場にある人である。現状を分析し、それに対する対応策はさすがと思えるレポートだった。管内教育を、ひいては北海道の教育の充実、発展を期してB氏にかかる期待は大きいものがある。

 C氏は5人の中では年少で、我々にとっては末っ子的存在であるが、校長職5年目を迎えて、いよいよその地位が板についてきた感がある。C氏の優しさが気になっていた時もあったが、毅然とした姿勢を打ち出しつつあり、大化けしそうな予感を抱かせてくれた。

 D氏は私同様、退職した立場である。D氏は退職直後にニュージーランドに語学留学するなど、退職後の人生を豊かにしようと帰国後もさまざまなことにチャレンジをしているようだ。(私は3年前、そんな彼の留学先にお邪魔させていただいたが…)D氏も私と同様、後輩諸氏に無様な生き方は見せられないと日々を過ごしているとのことだった。

 そして私である。
 私のレポートは、あることを除き日々拙ブログで綴っていることをまとめたものである。あることとは、某退職団体の任務(このことが今の私にとってはかなり大きな位置を占めているが、ブログで語る内容にはそぐわないと思っている)のことについてだが、そのことを含めて率直にレポートした。

 私のレポートに対して、某氏が嬉しい批評をしてくれた。それは、「先輩の生きざまは、前頭葉、後頭葉、側頭葉、頭頂葉、そして小脳と、全てをフル回転させているような生き方に見える」と評してくれた。これは望外の評であり、素直に嬉しかった。

 というように、我々のグループは現職3人、退職組2人の構成である。この5人の年に一度の集いが16年間も続いていることに私は大きな喜びを感じている。
 その要因について、以前にも記したように思うのだが、それは全員がフラットな関係であることが最も大きな要因ではないかと思っている。年代的には一回りも違う年齢構成なのだが、全員が遠慮なく本音で語り合える関係にあることが、それぞれにとって心地良い集いとなっているだと私は分析している。

 私はレポートの最後で、次のように述べた。
 我々は○○○小学校で懸命に研鑽に励んだ経験が確かに今に息づいているのではないだろうか。そうしたDNAが5人の中にきっと宿っているのだ、と…。

 今日の午後、共に昼食を摂り、来年の再会を約して解散した。
 私にとって夏が往ってしまった思いである…。