田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌グルメ紀行 16 鳥焼 車屋

2015-08-28 22:16:22 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 「焼き鳥」とせずに、「鳥焼」と称したところに店としてのプライドがあるのだろうか? ゆったりとした空間、静かな大人の雰囲気、そこで熟練の職人が丁寧に焼き上げてくれる各種の串を堪能した。 

 本来なら、私の中では「グルメ紀行」に入らない範疇の店なのだが、下記のような事情から例外的にレポートすることにした。
 先に私の特別な日ということで、21日に「エルムガーデン」のランチを楽しんだのだが、私が「これで終わり?」という私の若干の不満顔を見逃さなかった妻が、「じゃ、今度はお酒の席を」と、ススキノにある東急プラザに入っている「鳥焼 車屋」を提案してくれた。

            
            ※ 東急プラザ地下1階にある「鳥焼 車屋」のエントランスです。

 店は東急プラザの地下の飲食店街に入っていた。
 店に入ると、炉を囲むようにしてずらーっとカウンター形式で椅子が並んでいた。開店直後(午後5時過ぎ)とあって、私たちは最も奥の席に案内された。
 店内は明るく、焼鳥屋特有の煙や匂いも感じられず高級感が漂う店内だった。

            
            ※ 店のHPから拝借した写真で、私たちは写真の左端の席に座りました。

 メニューを見ると、はやり串の単価は一般店よりは多少高めの設定のようだ。
 私たちは車屋特製つくね、はさみ焼き、若鳥ハツ、手羽先、ねぎ、銀杏、それに焼き鳥だけではなくおでんもメニューに載っていたので、大根と豆腐を頼んだ。

            
            ※ 店自慢の「車屋特製つくね」(280円)です。            

 すると、職人さんが目の前の炉で焼いてくれるのだが、全てを一度に焼くのではないらしい。職人さんが客を見ながら順を決めて焼くのだろうか?まず出てきたのが特製つくねだった。卵の黄身を絡めたつくねの濃厚さと生ビールの喉越しの爽やかさの相性が抜群だった。
 その後、次々と順にオーダーした串、そしておでんが出てきた。串の焼き方を見ていると実に丁寧に1本1本を焼いているのが分かる。そしてちょうど焼き頃となったところで客に提供してくれる仕組みである。
 串もおでんも上品な仕上がりで、ビールも焼酎もよくすすんだ記念の日の食事だった。
 最後に焼きおにぎりを頼んで締めとした。

            
            ※ こちらは「若鶏ハツ」ですね。

            
            ※ こちらは「はさみ焼き」、このように一品ずつ出てきました。


            
         ※ 食事を終えて店外に出たとき、メニュー表の一部が掲示されているのを目にしました。           

 串もおでんも、ビールや焼酎の価格も、一般の居酒屋と比べると割高な価格設定ではあったが、それだけの価値を感ずることができた「鳥焼 車屋」だった。
    
【鳥焼 車屋 データー】
北海道札幌市中央区南四条西5-1 札幌東急プラザ B1F
電  話  011-521-9157
営業時間  17:00~翌0:00  
定休日   12/31~1/1
駐車場   有(ホテルの駐車場3,000円利用で2時間無料)
座 席   57席(個室有4人以上)
入店日   ‘15/08/24