プロ野球 対 アマチュア野球の対戦を観戦するのは初めてだった。私の第一印象は「思っていたほどレベルの差はない」というのが率直な印象だった。事実、試合の方もアマチュアが勝利してしまったのだった…。
※ 交流戦終了後に両軍選手が揃って記念写真の撮影が行われました。
千葉県鎌ケ谷市に本拠地を置く「日本ハムファイターズ」の2軍の北海道遠征に伴い、DeNAとの公式試合(15日稚内、16日札幌)を終えた8月17日(月)、日ハム2軍の若手と、北海道社会人・大学生の選抜チームとの交流試合が円山球場で行われた。趣旨はアマチュア野球のレベルアップにプロが協力するということのようだ。
試合が無料で公開されるという粋な計らいもあって、私は友人を誘い観戦することにした。
友人を誘った手前もあり、私は良い席を確保しようと9時半に自宅を出た。(試合開始予定は正午だった)球場に着いてみると、何とすでに長蛇の列が続いているではないか!
列の最後尾について待つこと1時間、10時45分にようやく開門となった。
私は目ざす屋根の庇に覆われた陽射しが届かない席の確保は無理かな?と思われたのだが、高校野球とはファン層が違っていたようだ。列を作っていたファンたちは日ハムの若手選手の追っかけが主だったようだ。ほとんどがベンチ前やバックネット裏に陣取り、私が目指した席はがら空きで無事に3つの席を確保することができた。
※ 写真がボケたが、このような緑の被りものを纏った方が目立ちました。
ざっと埋まったスタンドを見ると、なんだか緑色の被りものが目立つように感じた。「まさか、ファイターズカラーでもあるまいに…」と思いながら…。好奇心の塊りの私は聞かずにはいられなかった。緑色の被りものをした女性の傍へ寄ると、それはバスタオルを日除け用に頬かむり状にしたものだった。それを被っていた方に聞くと、「緑色は鎌ヶ谷二軍のチームカラーです」とのことだった。ということは、かなりの二軍を追っかけている人たちが観戦に訪れていたことになる。
※ 試合前の日ハム二軍田中監督と、JR北海道狐塚監督の握手の場面です。
あ~あ、前置きが長くなってしまった~。
肝心の試合の方であるが、高校野球観戦時のようにまずはランニングスコアを記すことにする。
北海道選抜 000 100 020 3
ファイターズ 000 200 000 2
※ 一時、1軍で華々しい活躍をした3番・浅間選手は4打数無安打2三振と散々でした。
ランニングスコアが示す通り、試合は緊迫した展開だった(見方を変えると退屈な試合?)
が、北海道選抜の投手陣の頑張りが目立った試合だった。
試合は4回に北海道選抜が先制すると、その裏日ハムが逆転するという展開で終盤を迎え、8回からは押さえとして今年室蘭シャークスから日ハム入りした瀬川投手が登板したが返り討ちに遭い逆転されてしまった。
反対に、同じ室蘭シャークスの左腕今崎投手が8回、9回と長打を許したものの後続を断ち、元同僚対決で投げ勝った印象だった。
日ハムでは、1番の立石の3安打、2番の渡邉諒の2安打が目立ったくらいで、1軍での出場経験豊富な浅間、岡の両選手は共に無安打で、特に浅間選手は2三振と極度の不振にあえいでいるようだった。
※ こちらは1軍から降格してばかりの4番・岡選手は2打数無安打2四球と、こちらもパッとしませんでした。
北海道選抜は、選抜チームらしくベンチ入りした投手をできるだけ体験させようとしたのか、6投手を繰り出したが、好不調の差はあったもののそれぞれが持ち味を出して日ハム打線に対していたようだ。
打線の方も北海道選抜が12安打、日ハムが10安打と、北海道選抜が上回り、プロと遜色ない内容だったことが印象的だった。
※ 早大ソフトボール部出身で話題を呼んだ5番・大嶋選手は3打数3三振と目を覆うほどでした。
日ハムは入団1~2年目の選手を主体にチームを組んだとのことだったが、もう少しプロとしての格の違いを見せてほしかったと思ったが、考えてみればこうしたこともあり得るのかな?という思いもした試合だった。
というのも、プロとはいえ1~2年前は高校野球や社会人でプレーしていた選手であり、まだまだプロとしての経験が少ない。対して、アマとはいってもちょっとしたキッカケで活躍が認められればプロ入りする可能性を秘めた選手たちのチームとあれば、それほどのレベルの違いはないということなのかもしれない。
※ 故郷に錦を飾るはずだった(?)瀬川投手は返り討ちに遭う始末。彼の将来はいかに??
それにしても観客で目立ったのが、二軍を応援するファンの姿である。私の前の席に座った明らかに老年と分かる二人も二軍専用の「KAMAGAYA FIGHTERS」というユニフォームを着て、背中には二軍のマスコットCUBBYのサインを大書して、手には二軍専用のグッズを手にして喜んでいた。スタンドにも前述したようにかなりのそうしたファンがいるようだ。一軍だけを追うのではなく、将来性を夢見て若い選手を応援するというのも一興なのかもしれない…。
本来であれば、今日は「サホロ湖フットパス」のレポートの予定だったのだが、スポーツ噺は旬が大切と思い、急遽予定を変えて投稿することとなった。
※ 交流戦終了後に両軍選手が揃って記念写真の撮影が行われました。
千葉県鎌ケ谷市に本拠地を置く「日本ハムファイターズ」の2軍の北海道遠征に伴い、DeNAとの公式試合(15日稚内、16日札幌)を終えた8月17日(月)、日ハム2軍の若手と、北海道社会人・大学生の選抜チームとの交流試合が円山球場で行われた。趣旨はアマチュア野球のレベルアップにプロが協力するということのようだ。
試合が無料で公開されるという粋な計らいもあって、私は友人を誘い観戦することにした。
友人を誘った手前もあり、私は良い席を確保しようと9時半に自宅を出た。(試合開始予定は正午だった)球場に着いてみると、何とすでに長蛇の列が続いているではないか!
列の最後尾について待つこと1時間、10時45分にようやく開門となった。
私は目ざす屋根の庇に覆われた陽射しが届かない席の確保は無理かな?と思われたのだが、高校野球とはファン層が違っていたようだ。列を作っていたファンたちは日ハムの若手選手の追っかけが主だったようだ。ほとんどがベンチ前やバックネット裏に陣取り、私が目指した席はがら空きで無事に3つの席を確保することができた。
※ 写真がボケたが、このような緑の被りものを纏った方が目立ちました。
ざっと埋まったスタンドを見ると、なんだか緑色の被りものが目立つように感じた。「まさか、ファイターズカラーでもあるまいに…」と思いながら…。好奇心の塊りの私は聞かずにはいられなかった。緑色の被りものをした女性の傍へ寄ると、それはバスタオルを日除け用に頬かむり状にしたものだった。それを被っていた方に聞くと、「緑色は鎌ヶ谷二軍のチームカラーです」とのことだった。ということは、かなりの二軍を追っかけている人たちが観戦に訪れていたことになる。
※ 試合前の日ハム二軍田中監督と、JR北海道狐塚監督の握手の場面です。
あ~あ、前置きが長くなってしまった~。
肝心の試合の方であるが、高校野球観戦時のようにまずはランニングスコアを記すことにする。
北海道選抜 000 100 020 3
ファイターズ 000 200 000 2
※ 一時、1軍で華々しい活躍をした3番・浅間選手は4打数無安打2三振と散々でした。
ランニングスコアが示す通り、試合は緊迫した展開だった(見方を変えると退屈な試合?)
が、北海道選抜の投手陣の頑張りが目立った試合だった。
試合は4回に北海道選抜が先制すると、その裏日ハムが逆転するという展開で終盤を迎え、8回からは押さえとして今年室蘭シャークスから日ハム入りした瀬川投手が登板したが返り討ちに遭い逆転されてしまった。
反対に、同じ室蘭シャークスの左腕今崎投手が8回、9回と長打を許したものの後続を断ち、元同僚対決で投げ勝った印象だった。
日ハムでは、1番の立石の3安打、2番の渡邉諒の2安打が目立ったくらいで、1軍での出場経験豊富な浅間、岡の両選手は共に無安打で、特に浅間選手は2三振と極度の不振にあえいでいるようだった。
※ こちらは1軍から降格してばかりの4番・岡選手は2打数無安打2四球と、こちらもパッとしませんでした。
北海道選抜は、選抜チームらしくベンチ入りした投手をできるだけ体験させようとしたのか、6投手を繰り出したが、好不調の差はあったもののそれぞれが持ち味を出して日ハム打線に対していたようだ。
打線の方も北海道選抜が12安打、日ハムが10安打と、北海道選抜が上回り、プロと遜色ない内容だったことが印象的だった。
※ 早大ソフトボール部出身で話題を呼んだ5番・大嶋選手は3打数3三振と目を覆うほどでした。
日ハムは入団1~2年目の選手を主体にチームを組んだとのことだったが、もう少しプロとしての格の違いを見せてほしかったと思ったが、考えてみればこうしたこともあり得るのかな?という思いもした試合だった。
というのも、プロとはいえ1~2年前は高校野球や社会人でプレーしていた選手であり、まだまだプロとしての経験が少ない。対して、アマとはいってもちょっとしたキッカケで活躍が認められればプロ入りする可能性を秘めた選手たちのチームとあれば、それほどのレベルの違いはないということなのかもしれない。
※ 故郷に錦を飾るはずだった(?)瀬川投手は返り討ちに遭う始末。彼の将来はいかに??
それにしても観客で目立ったのが、二軍を応援するファンの姿である。私の前の席に座った明らかに老年と分かる二人も二軍専用の「KAMAGAYA FIGHTERS」というユニフォームを着て、背中には二軍のマスコットCUBBYのサインを大書して、手には二軍専用のグッズを手にして喜んでいた。スタンドにも前述したようにかなりのそうしたファンがいるようだ。一軍だけを追うのではなく、将来性を夢見て若い選手を応援するというのも一興なのかもしれない…。
本来であれば、今日は「サホロ湖フットパス」のレポートの予定だったのだが、スポーツ噺は旬が大切と思い、急遽予定を変えて投稿することとなった。