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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

初体験!車中泊

2015-08-21 21:51:26 | 道内の旅

 念願だった車中泊を初めて体験した!その非日常的空間での一夜は私を興奮させた。狭い、狭い車の中で一夜の夢を見た。 

            
            ※ 南富良野の道の駅の駐車場で泊まった車が並んでいます。

 北見への墓参の帰途、上富良野町と新得町でフットパスを楽しんだことは既にレポートを終えている。
 その上富良野と新得の間での一泊に私は念願だった初めての車中泊を体験したのだった。

 なぜそれほどに念願だったかというと、拙ブログの7月10日付で「超人的おじさんとの一夜」と題するレポートを投稿した。その超人的おじさんことsakagさんは、数日間にわたって山行をするときなど、車中泊をしながら登山をしていると伺った。それは、道内はもとより、日本三百名山の完登を目ざした際もほとんどは車中泊だったということだ。
 そのためsakagさんは日産X-TRAILというSUV(スポーツ・ユテイリティ・ビークル)車を駆って道内、国内を巡っているという。X-TRAILは悪路を走るにも、車中泊をするにも最適の車であるという。

 私はsakagさんのアクティブな姿に憧れた。 そしてぜひ車中泊を体験したいと思った。それは、車中泊という非日常を体験するということばかりでなく、かなりの頻度で旅をするとき宿泊費がその費用のかなりを占めることで、これまで旅する機会を制限していた縛りから解放されることも、私には魅力だった。
 ところが、私の車はバリバリのセダンである。まったく車中泊などには向かない。しかし、しかしである。私の車の後部座席の背もたれを倒すと、ラゲージルームと一体となる車なのだ。しかも全体がフラットになる好都合なつくりとなっている。ただし、全体がやや斜めに傾斜しているのが難点なのだが…。
 車中泊に適しているとはいえないが、少なくとも足を伸ばして寝ることができると判断し、今回体験することにしたのだ。

 宿泊場所は、これもsakagさんに倣って、南富良野町にあった道の駅の駐車場にした。
 道の駅の場合は、トイレが完備し、洗面・歯磨きなども心配ない。そして何より、多くの車が駐車(車中泊)をしているので、安全面でも心配がない。
 道の駅の駐車場に着いたとき午後6時を回っていたように記憶しているが、すでに50台以上の車が駐車し、そのほとんどは車中泊を予定しているようだった。車種としてはいわゆるキャンピングカーも目立ったが、多かったのはやはりSUV系、あるいはワゴン系の車だった。私のようなセダンもけっこうあったのは心強かった。

 私は食事をすでに済ませていたので、コンビニで仕入れたビールをカーッと飲んで、辺りが暗くなると同時に寝袋に入った。この時、運転席から後部座席に移るのはセダンの悲しさで、かなり苦しい姿勢をとりながらの移動となった。
 しかし、寝袋に入ってしまえば、足は十分に伸ばせるので何も問題はない。寝袋に入りながら、この日のブログを作成し投稿した。そうしているうちに眠気を催し、夢の国へと旅立った。
 翌朝、辺りが明るくなると同時に目覚めた。さすがにいつもよりはかなり早い目覚めだったが、すっきりした目覚めだった。

 快適な日常を送れているからこそ、多少窮屈を感じながらもこのような非日常的体験が楽しく感じられるのではと思った。

            
        ※ 駐車している車が少なく見えますが、すでにこの時間には旅立ってしまった車もたくさんいました。

 なんだかアッという間の初体験だったが、特別な問題は何も感じなかった。
 そうは言いながらも、私のようなセダンで頻繁に車中泊を繰り返すのはちょっと厳しいかな?というのも偽らざる感想である。
 でも寒くならないうちに、もう一度くらい体験したいなぁ、とも思っている。