3週続けての山行は自分史上初めてのことだ。前々日の大雨の影響を心配したが、心配したほどではなかった。無意根山は久しぶりに登山の醍醐味と辛さを味わわせてくれた山だった 。
無意根山は札幌圏第2位の高峰(1,464m)だが、入林申請をすることによって林道歩きを軽減することができるという情報を得た。
大雨が降った金曜日(4日)石狩森林管理署を訪れて、入林申請をすることによって林道のゲートを解除する鍵のナンバーを教えていただいた。
今日、朝5時に起きたのだが、函館の超人おじさんことんsakagさんが7月末に無意根山に登ったとき、早朝に蚊に悩まされたとレポされていたので、蚊さんに我が血を提供するのはゴメンしたいので少し出発を遅らせることにした。

※ 定山渓を過ぎて約3キロ、国道230号線沿いに林道に誘う看板が立っていました。
結局、我が家を発ったのは午前7時だった。定山渓奥の「無意根山」という表示のところから林道に入った。入って間もないところにゲートがあり、閉じていた。
森林管理署で教えていただいたナンバーを回し、ゲートを開放してき車を中に入れ、再びゲートを閉じた。
林道を走ること3キロ、久しぶりに走る悪路を慎重に運転した。その先に、第2のゲートが待っていた。車はここに停めて、ここからは歩かなければならない。
ところがここに強者がいた。私が第2ゲートのところの駐車場に入って行ったときだった。一人の人がミニバイクに乗っていた。車の代わりにバイクで来たのか?と思ったが、そうではなかった。彼はそのバイクでさらに林道を走って登山口に向かったようだ。

※ これが話題のゲートです。私の前に1台の車がゲートを通過していました。
第2ゲートの駐車場には、先着の車が7~8台ほど停まっていた。8時を回ってのスタートはやはり少し遅いようだ。


※ こちらは開かずの第2ゲートです。
8時20分、準備を整え、第2ゲートのところをスタートした。徐々に高度を上げるだらだら歩きが続いた。空は気持よく晴れ上がり、絶好のコンディションである。
第2ゲートが閉じている理由が分かった。途中2カ所ほど道路が決壊して車の通行は不可能だった。その点、先のバイクは難なくそこを通過することができたのだろう。
歩くこと30分、登山口のある「宝来小屋」についた。すると、やっぱりそこにミニバイクが置いてあった。

※ 林道歩きを強いられる林道です。一見、車の通行が可能のようですが…。

※ これでは車は通れません。

※ 登山口に建つ、登山者名簿が置いてある「宝来小屋」です。

※ 話題(?)のミニバイクが置いてありました。
「宝来小屋」にある登山者名簿に記入し、早速登山道に入った。
林道とは違い、どんどん高度をかせぐものの、それほど極端な急坂はない。
私はゆっくりゆっくり登った。ここにきて、私はようやく自分の体力に見合った登り方を会得しつつあるように思える。以前はたいして体力がないのにもかかわらず、前半から飛ばしてバテるケースが多かった。この歳になって、ようやく自分の老化を自覚したということかもしれない。したがって、このレポートで表示する時間は、一般の方が登る時間よりはかなり遅いものであることをご理解いただきたい。

※ いよいよ登山道に入って登山開始です。登山口直後の登山゛うの様子です。

※ 私を追い抜いて行った登山のベテランです。
針葉樹の間を心地良く進むが、大雨の影響だろうか、登山道のところどころに水が染み出て、泥道状態になっているところがあった。私は、いつもは装着しないスパッツを今回は出発時から装着していたため、心配することなく進むことができた。

※ 登山道の石の間から水が染み出ていました。

※ このような橋も渡って…。登山道はとても整備されてました。
登山口から登ること50分、「大蛇ヶ原湿原」についた。高度1,000m台地にアカエゾマツに囲まれた高層湿原が広がっていた。
そこを通過し、10分も歩くと、北大・山スキー部が管理する「無意根尻小屋」に到達した。
ここまでの行動時間は1時間30分だったが、私の中ではまだ少し余裕のようなものがあった。しかし、ここからの後半は、余裕などはどこかにすっ飛んでしまうほど、私にとっては過酷な上りが始まった。その後半の様子は、明日の後編で。

※ 「大蛇ヶ原(おろちがはら)湿原」の看板が立っていました。

※ こちらの写真の方が「大蛇ヶ原湿原」の様子がよく分かります。

※ 北大山スキー部が管理する「無意根尻小屋」です。
ところで、今日下山するときに「無意根尻小屋」を管理する北大・山スキー部の3人の部員の方と出会った。頭上遥かに超えるくらいの大きな荷物を背負い、汗をびっしりかいて山小屋に向かっていた。薪まで背負っていたところを見ると、山小屋への荷揚げなのだろうか?山を本格的に志す人は大変なことなのだなぁ、と再認識した光景だった…。
無意根山は札幌圏第2位の高峰(1,464m)だが、入林申請をすることによって林道歩きを軽減することができるという情報を得た。
大雨が降った金曜日(4日)石狩森林管理署を訪れて、入林申請をすることによって林道のゲートを解除する鍵のナンバーを教えていただいた。
今日、朝5時に起きたのだが、函館の超人おじさんことんsakagさんが7月末に無意根山に登ったとき、早朝に蚊に悩まされたとレポされていたので、蚊さんに我が血を提供するのはゴメンしたいので少し出発を遅らせることにした。

※ 定山渓を過ぎて約3キロ、国道230号線沿いに林道に誘う看板が立っていました。
結局、我が家を発ったのは午前7時だった。定山渓奥の「無意根山」という表示のところから林道に入った。入って間もないところにゲートがあり、閉じていた。
森林管理署で教えていただいたナンバーを回し、ゲートを開放してき車を中に入れ、再びゲートを閉じた。
林道を走ること3キロ、久しぶりに走る悪路を慎重に運転した。その先に、第2のゲートが待っていた。車はここに停めて、ここからは歩かなければならない。
ところがここに強者がいた。私が第2ゲートのところの駐車場に入って行ったときだった。一人の人がミニバイクに乗っていた。車の代わりにバイクで来たのか?と思ったが、そうではなかった。彼はそのバイクでさらに林道を走って登山口に向かったようだ。

※ これが話題のゲートです。私の前に1台の車がゲートを通過していました。
第2ゲートの駐車場には、先着の車が7~8台ほど停まっていた。8時を回ってのスタートはやはり少し遅いようだ。


※ こちらは開かずの第2ゲートです。
8時20分、準備を整え、第2ゲートのところをスタートした。徐々に高度を上げるだらだら歩きが続いた。空は気持よく晴れ上がり、絶好のコンディションである。
第2ゲートが閉じている理由が分かった。途中2カ所ほど道路が決壊して車の通行は不可能だった。その点、先のバイクは難なくそこを通過することができたのだろう。
歩くこと30分、登山口のある「宝来小屋」についた。すると、やっぱりそこにミニバイクが置いてあった。

※ 林道歩きを強いられる林道です。一見、車の通行が可能のようですが…。

※ これでは車は通れません。

※ 登山口に建つ、登山者名簿が置いてある「宝来小屋」です。

※ 話題(?)のミニバイクが置いてありました。
「宝来小屋」にある登山者名簿に記入し、早速登山道に入った。
林道とは違い、どんどん高度をかせぐものの、それほど極端な急坂はない。
私はゆっくりゆっくり登った。ここにきて、私はようやく自分の体力に見合った登り方を会得しつつあるように思える。以前はたいして体力がないのにもかかわらず、前半から飛ばしてバテるケースが多かった。この歳になって、ようやく自分の老化を自覚したということかもしれない。したがって、このレポートで表示する時間は、一般の方が登る時間よりはかなり遅いものであることをご理解いただきたい。

※ いよいよ登山道に入って登山開始です。登山口直後の登山゛うの様子です。

※ 私を追い抜いて行った登山のベテランです。
針葉樹の間を心地良く進むが、大雨の影響だろうか、登山道のところどころに水が染み出て、泥道状態になっているところがあった。私は、いつもは装着しないスパッツを今回は出発時から装着していたため、心配することなく進むことができた。

※ 登山道の石の間から水が染み出ていました。

※ このような橋も渡って…。登山道はとても整備されてました。
登山口から登ること50分、「大蛇ヶ原湿原」についた。高度1,000m台地にアカエゾマツに囲まれた高層湿原が広がっていた。
そこを通過し、10分も歩くと、北大・山スキー部が管理する「無意根尻小屋」に到達した。
ここまでの行動時間は1時間30分だったが、私の中ではまだ少し余裕のようなものがあった。しかし、ここからの後半は、余裕などはどこかにすっ飛んでしまうほど、私にとっては過酷な上りが始まった。その後半の様子は、明日の後編で。

※ 「大蛇ヶ原(おろちがはら)湿原」の看板が立っていました。

※ こちらの写真の方が「大蛇ヶ原湿原」の様子がよく分かります。

※ 北大山スキー部が管理する「無意根尻小屋」です。
ところで、今日下山するときに「無意根尻小屋」を管理する北大・山スキー部の3人の部員の方と出会った。頭上遥かに超えるくらいの大きな荷物を背負い、汗をびっしりかいて山小屋に向かっていた。薪まで背負っていたところを見ると、山小屋への荷揚げなのだろうか?山を本格的に志す人は大変なことなのだなぁ、と再認識した光景だった…。