【札幌近郊低山紀行】とは、「低山」の定義を標高1,000m前後の山としてその山々を巡ろうというものである。数えたところ札幌近郊には30峰以上の登山に適した低山があるようである。そこを体力づくりも兼ねながらぼちぼちと挑戦することにした。
快晴! 無風! 適温! これ以上の登山日和なんて望めるだろうか!? そう思えるほどの絶好のコンディションの中、息子のサポート付き(?)の登山を楽しんだ。イチャコンペ山は思っていた以上に素晴らしい山だった。
息子との登山で構想した「藻岩山全山コースひと筆書き縦走」は息子の意見もあり、他日私が一人でやることにした。
そのため、どこにしようかかなり思案したのだが、やはり私が未体験の山ということでイチヤンコッペ山(828.7m)にしたのだった。

※ 登山口の駐車場にはすでに先客の車が3~4台駐車していました。
23日(水・祝)、自宅から1時間強かけて登山口に着いた。登山口は支笏湖を目前にして道路が鋭く折れ曲がるヘアピンカーブのところに駐車場があるので、わりあい分かり易い。それよりも、登山口そのものの看板がひっそり立っているため、見つけるまでに少し時間がかかってしまった。

※ 登山口のところにあった入山届けを入れた小さな箱です。
8時15分、入山届けに記入しスタートした。
いきなりの急登である。函館の超人sakagさんが「物凄い急な尾根登り」と称しているが、まさにそのとおりだった。これまでの経験で、ここの急登以上のところもあったが、このコースのように急登が連続しているところは、私には初めての経験だったかもしれない。私の身体はすでに汗にまみれていた。

※ 写真ではどうしても平板に写ってしまいますが、相当急な上りが続きました。

私の足で苦闘すること28分(健脚なら20分前後?)、傾斜が緩やかになった。ガイドブックではこのあたりが2合目ということだが、特に表示はなかった。
ここから左手に見える山(幌平山?)を目指すのかと思ったが、そうではなく山の裾をトラバースするように上り下りを繰り返しながら、右手に見える山の裾野の方へ回り込むようなコース取りだった。

※ こうして樹間から支笏湖が望めるようになってきました。
そして、この辺りから樹間を通して支笏湖が見え始めた。時には樹が邪魔をしないポイントもあった。素晴らしい!眺めである。支笏湖は波音一つ立てず、静かに水を湛えていた。
湖の対岸には、4年前に苦労して登った(私の場合はいつも苦労しているのだが)「風不死岳」が見事に屹立していた。そしてその山容が鏡のようになった湖面に映っているのだ!いわゆる「逆さ風不死」である。その見事さに、私は見惚れてしまった。

※ 支笏湖の対岸、目前に迫るのが風不死岳です。

※ 写真のような「逆さ風不死」をとらえることができました!
遠くに木が生えていないピークが望めた。かなり遠くである。「あれが頂上なのだろうか?」などと息子と話しながら歩を進めた。

※ 写真を撮影したときは半信半疑でしたが、イチャンコッペ山の山頂前のピークでした。
快晴! 無風! 適温! 私たちは最高のコンディションに感謝しながら、イチャンコッペの山頂を目指した。(以下は後編に綴ります)
快晴! 無風! 適温! これ以上の登山日和なんて望めるだろうか!? そう思えるほどの絶好のコンディションの中、息子のサポート付き(?)の登山を楽しんだ。イチャコンペ山は思っていた以上に素晴らしい山だった。
息子との登山で構想した「藻岩山全山コースひと筆書き縦走」は息子の意見もあり、他日私が一人でやることにした。
そのため、どこにしようかかなり思案したのだが、やはり私が未体験の山ということでイチヤンコッペ山(828.7m)にしたのだった。

※ 登山口の駐車場にはすでに先客の車が3~4台駐車していました。
23日(水・祝)、自宅から1時間強かけて登山口に着いた。登山口は支笏湖を目前にして道路が鋭く折れ曲がるヘアピンカーブのところに駐車場があるので、わりあい分かり易い。それよりも、登山口そのものの看板がひっそり立っているため、見つけるまでに少し時間がかかってしまった。

※ 登山口のところにあった入山届けを入れた小さな箱です。
8時15分、入山届けに記入しスタートした。
いきなりの急登である。函館の超人sakagさんが「物凄い急な尾根登り」と称しているが、まさにそのとおりだった。これまでの経験で、ここの急登以上のところもあったが、このコースのように急登が連続しているところは、私には初めての経験だったかもしれない。私の身体はすでに汗にまみれていた。

※ 写真ではどうしても平板に写ってしまいますが、相当急な上りが続きました。

私の足で苦闘すること28分(健脚なら20分前後?)、傾斜が緩やかになった。ガイドブックではこのあたりが2合目ということだが、特に表示はなかった。
ここから左手に見える山(幌平山?)を目指すのかと思ったが、そうではなく山の裾をトラバースするように上り下りを繰り返しながら、右手に見える山の裾野の方へ回り込むようなコース取りだった。

※ こうして樹間から支笏湖が望めるようになってきました。
そして、この辺りから樹間を通して支笏湖が見え始めた。時には樹が邪魔をしないポイントもあった。素晴らしい!眺めである。支笏湖は波音一つ立てず、静かに水を湛えていた。
湖の対岸には、4年前に苦労して登った(私の場合はいつも苦労しているのだが)「風不死岳」が見事に屹立していた。そしてその山容が鏡のようになった湖面に映っているのだ!いわゆる「逆さ風不死」である。その見事さに、私は見惚れてしまった。

※ 支笏湖の対岸、目前に迫るのが風不死岳です。

※ 写真のような「逆さ風不死」をとらえることができました!
遠くに木が生えていないピークが望めた。かなり遠くである。「あれが頂上なのだろうか?」などと息子と話しながら歩を進めた。

※ 写真を撮影したときは半信半疑でしたが、イチャンコッペ山の山頂前のピークでした。
快晴! 無風! 適温! 私たちは最高のコンディションに感謝しながら、イチャンコッペの山頂を目指した。(以下は後編に綴ります)