小雨が降り続く中でのトレッキングとなりました。しかし、雨もまた自然です。若干の不便を感じつつも雨中のトレッキングを楽しみました。古(いにしえ)の時代に思いを馳せながらの16キロのトレッキングでした。
※ またまた函館のsakagさんのHPから拝借しました。岩老(岩尾)から別苅に向かってトレッキングしました。
増毛山道とは?
トレッキングの様子をレポする前に、「なぜ増毛山道なの?」という問いに答える必要がありそうだ。
今年の春だったと記憶している。購読している北海道新聞に「増毛山道体験トレッキングの参加者を募集しています」という記事が載った。
「えっ?増毛山道って何?」という疑問を抱き、少し調べてみると、明治から昭和にかけて地域の人たちの往来や、荷物や郵便を運ぶための山道が存在していたらしい。当時は海岸線に道を造ることが困難だったらしい。
そんな山道も、昭和も半ばを過ぎると機械力によって海岸線に道が造られ、やがて山道は用済みとなったようだ。
そんな古道を再生させよう起ち上がったのが地域の「こがね山岳会」と「増毛山岳会」の人たちだったという。平成5年スタートして数十回に及ぶ道跡調査の末に、道跡をほぼ確定することができ、本格的な再生のために平成22年にNPO法人「増毛山道の会」を起ち上げ、法律的な問題などをクリアして道跡の伐採などを行い、平成22年秋には増毛山道を復元したという。(非常に簡単にまとめると以上のようになります)
それを知った私は「これはなかなか面白そうだぞ」ということで、早速申し込んだのだが、フルコース(16キロ)といわれるコース ①8/8、②10/10、③10/24と3回予定されていたが、①、②はすでに満杯だったため、③への参加を勧められ今回参加となったのだ。
※ こちらも今日の様子ではなく、「増毛山道の会」のHPからお借りしました。
ということで、なかなかの人気のイベントのようだ。今回も参加者は満杯近くの19名の参加だった。
1週間前の「藻岩山全コース一筆書縦走」ほど疲れてはいないのだが、体験レポは明日以降に綴ることにします。
※今回参加者には「増毛山道」についての詳しい資料も配布された。それも明日以降のレポに反映させていきたいと思う