同じ火口原駐車場を登山口とする恵山と海向山だったが、山容はまるで違っていた。海向山は完全な林間コースで、山頂までも木に囲まれていた。まったく様子の違う二つの山を味わうことのできた一日だった。
※ 駐車場から「海向山」を望みました。最も高い山が「海向山」です。
恵山から下山し、30分ほど休んだ後、海向山に向かった。
海向山は海向山山頂を経由して周遊するコースが一般的なようだ。前日の函館・森誘クラブの会長さんも分岐するところを「左側のコース(時計回り)を取ると迷わない」とアドバイスをいただいていた。
※ 火口原駐車場の片隅に登山口の表示がありました。
駐車場の端の「海向山コース」という案内から、灌木と草地の中をまずは進んでいく。すると、ガイドブックにもある「海向仁橋を」渡って、本格的な灌木地帯へと入っていく。このあたりはサラサドウダンの木が頭上を覆うように林立している。
※ スタート直後の登山路の様子です。
※ 登山路に架かっていた「海向仁橋」です。
※ 写真の木がサラサドウダンの木だと思われます。
スタートから15分後、聞いていた左右分岐点に到達した。
アドバイスどおり、左側のコースを進むと、これまでの緩やかな道から斜度がきつくなり始めた。急坂との格闘が20分も続いたろうか?尾根に出て、その尾根を辿っていくと壊れてしまった杭のようなものが見えた。おそらくそこが「456峰」ではないかと思われた。その時、時間はスタートしてから40分が経過していた。
せっかく急坂を登ったと思ったから、そこからまた急な下り坂となった。「山頂はまだなのに下るとは、また登り返しがあるじゃないか!」と独り毒づきながら下り続けた。
※ 周遊コースの分岐点の表示です。
※ 「456峰」の付近から、これから登る海向山を見ました。
それでも下り続けること約10分で鞍部(コル)に出た。そして再び急坂の上りである。
蝦夷松山のような登り方にも苦労するような急坂ではなかったが、それでも急坂が延々と続いた。
コルから格闘すること35分。灌木が低くなったと思ったら海向山頂上だった。
頂上は霧がかかっていて眺望はまったくなかった。風も強く、眺望も効かなかったので早々に頂上を後にした。
下山時、霧雨がやや本格的な降りとなってきて、傘を差しながらの下山となった。
※ 456峰から一度下って、鞍部から再び厳しい急坂が待っていました。その際の二枚の写真です。
※ 山頂手前100mでもこのように灌木の中を進むルートでした。
※ 中腹では満開だったツツジも山頂付近ではまたつぼみもでした。
※ 霧に包まれた山頂標識です。
※ 山頂から、帰りのコースに入るところです。
周遊を時計回りにしろ、と助言をいただいたのは、さすがに体験者の適切なアドバイスだった。もし反対廻りだと、山頂から一度下って「465峰」に上った後、一度下ってまた登り返しをしなければならないのは、下山気分になっている者にとってはきつい下山となってしまうからだ。
私が取ったコースだと、下山は下り道だけだったので、気持的にも楽な周遊コースとなった。雨は止まず、本格的な降りとなったが、その時私は下山を終えていた。
そしてまた、「恵山温泉」で登山の汗を流し、翌日も登山を予定していた(写万部山)のだが、降りが本格的になったことで断念し、予定を変えて帰宅したのだった。
※ 海向山の登山中に見ることができた高山植物の一部です。(素人ゆえ、名前が間違えている場合も考えられます)
※ ハクサンチドリ
※ タチツボスミレ(だと思うのですが…)
※ 蝦夷松山で教えてもらったチゴユリの花です。
【海向山〈周遊コース〉 登山データ】
標 高 569.4m (標高差 325m)
駐車場 山の中腹に「火口原駐車場」という大きな駐車場がある。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口(火口原駐車場)→(15分)→左右分岐点→(25分)→456峰→(45分)→海向山山頂→(40分)→左右分岐点→(15分)→登山口
時 間 一周 2時間20分 ※ 休憩時間除く
天 候 曇り、強風、下山時雨
登山日 ‘17/06/01
※ 駐車場から「海向山」を望みました。最も高い山が「海向山」です。
恵山から下山し、30分ほど休んだ後、海向山に向かった。
海向山は海向山山頂を経由して周遊するコースが一般的なようだ。前日の函館・森誘クラブの会長さんも分岐するところを「左側のコース(時計回り)を取ると迷わない」とアドバイスをいただいていた。
※ 火口原駐車場の片隅に登山口の表示がありました。
駐車場の端の「海向山コース」という案内から、灌木と草地の中をまずは進んでいく。すると、ガイドブックにもある「海向仁橋を」渡って、本格的な灌木地帯へと入っていく。このあたりはサラサドウダンの木が頭上を覆うように林立している。
※ スタート直後の登山路の様子です。
※ 登山路に架かっていた「海向仁橋」です。
※ 写真の木がサラサドウダンの木だと思われます。
スタートから15分後、聞いていた左右分岐点に到達した。
アドバイスどおり、左側のコースを進むと、これまでの緩やかな道から斜度がきつくなり始めた。急坂との格闘が20分も続いたろうか?尾根に出て、その尾根を辿っていくと壊れてしまった杭のようなものが見えた。おそらくそこが「456峰」ではないかと思われた。その時、時間はスタートしてから40分が経過していた。
せっかく急坂を登ったと思ったから、そこからまた急な下り坂となった。「山頂はまだなのに下るとは、また登り返しがあるじゃないか!」と独り毒づきながら下り続けた。
※ 周遊コースの分岐点の表示です。
※ 「456峰」の付近から、これから登る海向山を見ました。
それでも下り続けること約10分で鞍部(コル)に出た。そして再び急坂の上りである。
蝦夷松山のような登り方にも苦労するような急坂ではなかったが、それでも急坂が延々と続いた。
コルから格闘すること35分。灌木が低くなったと思ったら海向山頂上だった。
頂上は霧がかかっていて眺望はまったくなかった。風も強く、眺望も効かなかったので早々に頂上を後にした。
下山時、霧雨がやや本格的な降りとなってきて、傘を差しながらの下山となった。
※ 456峰から一度下って、鞍部から再び厳しい急坂が待っていました。その際の二枚の写真です。
※ 山頂手前100mでもこのように灌木の中を進むルートでした。
※ 中腹では満開だったツツジも山頂付近ではまたつぼみもでした。
※ 霧に包まれた山頂標識です。
※ 山頂から、帰りのコースに入るところです。
周遊を時計回りにしろ、と助言をいただいたのは、さすがに体験者の適切なアドバイスだった。もし反対廻りだと、山頂から一度下って「465峰」に上った後、一度下ってまた登り返しをしなければならないのは、下山気分になっている者にとってはきつい下山となってしまうからだ。
私が取ったコースだと、下山は下り道だけだったので、気持的にも楽な周遊コースとなった。雨は止まず、本格的な降りとなったが、その時私は下山を終えていた。
そしてまた、「恵山温泉」で登山の汗を流し、翌日も登山を予定していた(写万部山)のだが、降りが本格的になったことで断念し、予定を変えて帰宅したのだった。
※ 海向山の登山中に見ることができた高山植物の一部です。(素人ゆえ、名前が間違えている場合も考えられます)
※ ハクサンチドリ
※ タチツボスミレ(だと思うのですが…)
※ 蝦夷松山で教えてもらったチゴユリの花です。
【海向山〈周遊コース〉 登山データ】
標 高 569.4m (標高差 325m)
駐車場 山の中腹に「火口原駐車場」という大きな駐車場がある。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口(火口原駐車場)→(15分)→左右分岐点→(25分)→456峰→(45分)→海向山山頂→(40分)→左右分岐点→(15分)→登山口
時 間 一周 2時間20分 ※ 休憩時間除く
天 候 曇り、強風、下山時雨
登山日 ‘17/06/01