稚内からおよそ350キロを約6時間かけて、先ほど帰宅した。予定とはやや違ったのだが、私自身にとっては充実した5日間の旅だった。
※ 日本海オロロンラインとは、小樽~稚内間を指すようだが、もっともそれらしい風景といえるのは、天塩~稚内間であろう。
写真のように人工的な造営物が何もない風景が延々と続く様は見事である。
当初の予定では、本日は利尻島観光の予定だった。
ところが! レンタバイク or レンタカーを利用するには免許証が必要なのだが、免許証を稚内に駐車した車においてくるという失態を演じてしまった。
周遊観光バスを利用する手もあったのだが、どうも純な観光客になることには抵抗があり、利尻島観光は断念することにした。
となると、帰心矢の如しである。
私の中では、この旅最大の目的であった利尻山登山を果たしてことで、すっかり充足感に満ちていた。妻からかかってくる毎日の安否確認コール(けっして“帰れコール”ではないのだが…)も私を後押しした。
結局、利尻島発一番フェリー(8時30分発)に乗船し、帰宅することになった。
旅の構想としてはもう一つの山を、ということも考えてはいたのだが…。
車中の6時間、今回の旅を振り返りながらのドライブだった。
明日からのレポは、もちろん礼文岳登山、礼文島フットパス、利尻山登山のレポがメインであるが、その他にもテーマがいろいろと思い浮かんだ。
それらもレポできたらと思っている。テーマとして今思い浮かぶのは…。
◇離島のコンビニ事情 ◇赤いレブンアツモリソウ顛末 ◇一杯の水 ◇民宿のおかみ ◇著名登山家 山田淳氏との出会い ◇日本海オロロンライン ◇村祭りの風景 などなどである。これらの話題も、例えば「利尻回想」と題してレポできたらと思っている。
明日から数日、この旅全体を振り返ってみたい。