田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

礼文島

2017-06-16 19:46:39 | 道内の旅

礼文岳を下山し、登山口に戻ったのは、14時ジャストでした。
ところが、帰りのバスが登山口のところを通るのは16時33分です。
2時間30分あまりもじっと待つということは考えられません。仕方なくウオーキングをすることにしました。宿はフェリーターミナルの近くなので、結局10数キロのウオーキングとなり、へとへとになって宿に着きました。

おかげで、少しは礼文島のことを知ることができたかもしれません。
一つは、礼文島の海岸線は岩だらけだと感じました。しまの反対側は見ていないのですが、夕食を摂った居酒屋の主人に聞くと、反対側はもっと岩石だらけとのことでした。

二つ目は、歩いていたとき、小さな島には不釣合いなほど大きな建物がありました。
そばに寄ってみると「礼文町立総合体育館」とありましたが、よく町にある体育館とは比べものにならないくらい、高く広い建物です。壁には「潮騒ドーム」と記されていました。ドームといわれて納得です。
しかし、ドーム内で何をするのでしょうね。何人かの町の人に聞いても納得いく答えを得られませんでした。

三つ目です。これも歩いている途中にコンビニの「セーコーマート」がありました。島の中心街からは相当に離れていました。「島唯一のコンビニですか?」と問うと、「そうだ」という。どうして中心街にないのだろう?と思い、これも居酒屋の主人に聞いたところ、やはり島ならではの事情があるようでした。

そんな数々の発見があったウオーキングでした。
歩いているうち、対岸の利尻山の頂上部にかかっていた雲が取れました。礼文島の海岸の様子と一緒にご覧ください。ところが、宿に帰り着いたころには、今度は礼文島が霧に包まれてしまって、辺りが何にも見えなくなってしまいました。
宿の方が「よくあることです」と言っていました。


礼文岳山頂にて

2017-06-16 11:55:30 | 北海道低山紀行 & Other


* 礼文岳の山頂標識とその向こうに雲をかぶった利尻山が、見えます。

先ほど予定どおり礼文岳山頂に立ちました。素晴らしい天気の中、汗をいっぱいかきながらの登山となりました。

標高490メートルの小さな山とあなどっていましたが、私の脚で2時間弱、けっこう疲れました。

明後日予定の利尻山は今日の4倍の時間を要するのですが、今日のような調子では若干心配になります。

山頂からの眺望は360度効くのですが、隣に見える利尻山(利尻富士)は山頂部分に雲がかかっているのが残念です。

天気も良いし、宿まで帰るバス便がないので、山頂で少しゆっくり休んでから下山します。


* 登山の途中に礼文岳山頂を撮ったものです。