田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

小笠原旅だより 19

2018-03-07 18:50:52 | 道外の旅

 本日の最終便を届けます。
 昨夜のナイトツアーのことをレポしていませんでした。
 ナイトツアーはなかなか興味深いものでした。
 人工の灯りが全くない小港海岸に導かれました。灯りはガイドが持つ刺激の少ない紅色のライトです。

 小港海岸に着いてすぐに「オカヤドカリ」が続々と現れました。
 アフリカマイマイの殻を借りた大きなオカヤドカリが食事のために海岸に続々と集結していました。
 注意して歩いていたのですが、私は思わず踏んでしまいましたが、踏み込まなかったこともあり、殻を砕くことはありませんでした。

 続いて現れたのは、枯れ草(モモタマナ)の中に潜んでいた「オオヒキガエル」です。体長が30cmくらいあったのではないでしょうか。おそろしく大きなカエルでした。

 砂浜では、「ツノメガニ」、「スナガニ」などもガイドが見つけてくれ、退屈しませんでした。

 曇り空空で星の観察はできませんでしたが、代わりに波打ち際では夜光虫が怪しく光る様子をたくさん目撃することができました。

 場所を変えて、オカサワラコウモリの観察をしました。確かにコウモリの姿を確認することはできましたが、高いヤシの木の上だったために、満足度はいまひとつでした。

 しかし、僅か2時間のナイトツアーは大満足でした。

 残念ながら添付する写真はありません。
 明日は午前中、半日クルーズに参加し、午後3時30分に小笠原を離れ、東京を目指します。


小笠原旅だより 18

2018-03-07 16:06:55 | 道外の旅

 

 写真は東京都立小笠原高校です。3階建の立派な校舎でした。

 ということで、ちょっとだけ見聞した小笠原の子どものことをレポします。

 昨日、小学生の男の子と話をしました。
 彼は小学2年生とのことで、クラスが何人なのか問うと、「30人だよ」と答えてくれました。人口3千人の村にしては多いなぁ、という印象でした。

 今日、小笠原小学校を訪れた時、たまたま女性の先生がグランドにいたので、全校の児童数は?とお聞きしたところ、160名と答え、最も多い学年は36名だとのことでした。
 何かで知ったことですが、小笠原は人口が増加傾向で若い人が多いということを裏付けているようです。

 そして、島の中心部から帰るバスに学生とおぼしき若者がどっと乗り込んで来ました。聞くと、中学3年生とのことでした。何事か?と問うと「遠足」だという。海岸でバーベキューをするとのことで、楽しそうでした。
 3年生ということで、卒業生は小笠原高校に行くのか?と問うと、ほとんどがそうだが、2名だけ内地の高校に進学するとのことでした。

 おそらく、島に就職口がけっこうあるのかな?との思いを強くしました。
 小笠原ではいわゆる公務員の仕事がけっこう多いのでは、と思います。
 私が出会っただけでも、トレッキング路を整備するレンジャー、野猫を捕獲する仕事をする人、小笠原の生物を調査する人、等々。もちろんすべてが地元の人ではないと思いますが、関連する仕事に就く人も多いのではと思いました。

 ということで、小笠原は若々しい活気に満ちた島のようです。


小笠原旅だより 17

2018-03-07 13:25:00 | 道外の旅

 父島ではマイナーと思われる「釣浜」というところに来ています。写真のように砂浜ではなく、小石がゴロゴロ転がっていて、海遊びにはあまり向かないようです。
 おまけに、駐車場から約400mもの崖のようなところを下ってきました。私も帰りが憂鬱です

 今日は一日天気に翻弄されそうです。
 雨が上がったと思い、ホテルにバイクをとりに行ったところ、またまたざんざん降りの雨となり、1時間ほど部屋で過ごすうちに雨が上がったので、それっと出かけたところ、またまた小降りとなって、海岸にある東屋で雨宿り余儀なくさせられました。

 ふたたび上がったので行動を再開したところです。
 この後もいつ降ってくるかわかりません。
 まあ、このことも後になれば、良い思い出となるとポジティブに考えることにします。
 とはいっても、今日は早めに切り上げて洗濯でもすることにします。

 写真は「釣浜」の海岸です。
 


 そうそう、父島は平坦なところが非常に少なく、山坂ばかりで、移動するには車かバイクでないと大変です。例えアシスト付きでも自転車じゃ島内を回ることは難しいと思います。


小笠原旅だより 16

2018-03-07 10:29:20 | 道外の旅

 バスで父島の中心部に来て、あちこちを見てまわりました。
 「小笠原海洋センター」、「小笠原水産センター」と見てまわるうちに雨が上がってしまいました。
 こうなると、バイクの出番です。ところが、すぐにはバスはありません。
 そこで、小笠原の公共施設めぐりをしました。
 「小笠原村役場」、「小笠原警察署」、「小笠原支庁」、「小笠原総合事務所」、「小笠原小学校」、「小笠原中学校」と狭いところに集中しているので、短時間で回ることができました。

 中心部はこれまでと比べて静かです。観光客はどこかへ観光に出かけているのかもしれません。
 観光客というと、今や日本中、観光地が中国系の人たちに乗っ取られた感がありますが、さすがに小笠原にはその影がありません。
 欧米系の人たちは散見されますが…。

 午後からはバイクを駆ってまだ行っていなかったビーチと、中心部から離れたところにある小笠原高校に行ってみようと思っています。

 写真は父島の中心街を写したものです。
 


小笠原旅だより 15

2018-03-07 06:34:15 | 道外の旅

 3月7日の朝です。
 いや〜、ガッカリです。
 今、父島は雨。それもけっこうな勢いで降っています。
 朝、起きた時は曇り空ながら雨は落ちていなかったので、母島に渡り「乳房山」登山に出かけてようと準備をしていたのですが、朝食をとるころになって、急に降り出しました。
 船に乗ってからでなかったことを幸いと考えたいと思います。

 さあ、それではどうしょう?ということですが、父島のほとんどは見て回ったのでアイデアはありません。
 雨が小止みなったら、バスでも駆って島の中心部へ行き、まだ見ていない施設見学や土産物店をひやかすことしますか。
 ともかく雨が小降りなることを待ちたいと思います。

 写真はホテルのベランダから覗いた様子です。