函館市では今、シニアに優しい街づくりを進めているらしい。CCRCという言葉を聞いたことがあるだろうか?私は初めて聞いた言葉だった。函館市はCCRC形成事業の認定を受けた道内唯一の自治体だという。CCRCとははたして何のことだろう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5a/99bca2cd15996eafab0a8ededf1d0aa6.jpg)
※ トークカフェでは、3人の講師のお話が終わった後、コーヒーを介しながら、講師と参加者の気軽なトークが展開された。
3月17日(土)午前、北海道新聞社本社ビルにおいて“いきいき”トークカフェ「函館で豊かな人生を送る」というイベントに参加した。面白いと思ったのは、主催が北海道新聞函館支社だったことだ。
さてCCRCのことだが、Continuing Care Retirement Communityの略で、直訳すると「継続的なケア付きの高齢者たちの共同体」となり、元気なうちに地方に移住し、必要な時に医療と介護のケアを受けて住み続けることができる場所を指すそうだ。
トークカフェはまず、北海道教育大学函館校の齋藤征人准教授が「CCRCで暮らすということ」と題して、概論的にCCRCを論じた。
続いて、実際に函館の日吉地区においてCCRC的コミュニティエリアの形成に関わっている北海道二十一世紀総合研究所の客員研究員の清水玲子氏が「住民が主役の地域づくり」と題して、CCRC的コミュニティの魅力を語った。
最後に民間サイドからCCRC的コミュニティを実際に運営する(株)ハーモニーの佐藤邦広氏が今月下旬にオープンしようとしている交流センター「コンテ日吉」の運営について語った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ab/1d3676f0192b42223265da02cf25d682.jpg)
※ 二人目の講師、北海道二十一世紀総合研究所の客員研究員の清水玲子氏です。
「コンテ日吉」というネーミングには「はて?」という思いを抱く。このことについての説明は特別になかったが、Continuingからとって名付けたものと思われる。
「コンテ日吉」のコンセプトを私なりに解釈して表現すると次のようになるだろうか?
まずコミュニティの中心に活動室・会議室、あるいはカフェレストラン、調剤薬局、多目的スペースなどを備えたコンテ日吉交流センター(多世代交流センター)があり、それを取り囲むように介護老人福祉施設や、グループホームなど、六つの介護施設が配され、さらにその周りに集合住宅や一戸建て住宅が取り囲むというようなイメージである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d8/3c88f8d5610d3cbd59f3223ac97d4b5b.jpg)
※ (株)ハーモニーのHPから拝借した概念図であるが、図の中心にある円い建物が交流センターである。そのセンターを取り囲むように
各種の介護施設が取り囲み、そらにその周りに一戸建ての個人住宅が取り囲み、それらを緑の小路が繋いでいる。
そのことを「コンテ日吉」では、次のように謳っている。
◇自然な見守り環境の構築
◇バリアフリーに対応した公園を
◇多世代交流センターを中心に配置
◇エリアに活気を生み出す“楽しい"遊歩道
お話されたことを十分に咀嚼できたかどうか、不安なところはあるが、函館市では今、壮大な実験がスタートしようとしているとも受け取れる。
私にとって、これからどこかへ移住するという選択肢は現実的とは思えないが、函館市の取り組みには大いに興味がもてた。
今春からスタートするという「コンテ日吉」を機会があれば訪れてみたいものである。
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※ トークカフェでは、3人の講師のお話が終わった後、コーヒーを介しながら、講師と参加者の気軽なトークが展開された。
3月17日(土)午前、北海道新聞社本社ビルにおいて“いきいき”トークカフェ「函館で豊かな人生を送る」というイベントに参加した。面白いと思ったのは、主催が北海道新聞函館支社だったことだ。
さてCCRCのことだが、Continuing Care Retirement Communityの略で、直訳すると「継続的なケア付きの高齢者たちの共同体」となり、元気なうちに地方に移住し、必要な時に医療と介護のケアを受けて住み続けることができる場所を指すそうだ。
トークカフェはまず、北海道教育大学函館校の齋藤征人准教授が「CCRCで暮らすということ」と題して、概論的にCCRCを論じた。
続いて、実際に函館の日吉地区においてCCRC的コミュニティエリアの形成に関わっている北海道二十一世紀総合研究所の客員研究員の清水玲子氏が「住民が主役の地域づくり」と題して、CCRC的コミュニティの魅力を語った。
最後に民間サイドからCCRC的コミュニティを実際に運営する(株)ハーモニーの佐藤邦広氏が今月下旬にオープンしようとしている交流センター「コンテ日吉」の運営について語った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ab/1d3676f0192b42223265da02cf25d682.jpg)
※ 二人目の講師、北海道二十一世紀総合研究所の客員研究員の清水玲子氏です。
「コンテ日吉」というネーミングには「はて?」という思いを抱く。このことについての説明は特別になかったが、Continuingからとって名付けたものと思われる。
「コンテ日吉」のコンセプトを私なりに解釈して表現すると次のようになるだろうか?
まずコミュニティの中心に活動室・会議室、あるいはカフェレストラン、調剤薬局、多目的スペースなどを備えたコンテ日吉交流センター(多世代交流センター)があり、それを取り囲むように介護老人福祉施設や、グループホームなど、六つの介護施設が配され、さらにその周りに集合住宅や一戸建て住宅が取り囲むというようなイメージである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d8/3c88f8d5610d3cbd59f3223ac97d4b5b.jpg)
※ (株)ハーモニーのHPから拝借した概念図であるが、図の中心にある円い建物が交流センターである。そのセンターを取り囲むように
各種の介護施設が取り囲み、そらにその周りに一戸建ての個人住宅が取り囲み、それらを緑の小路が繋いでいる。
そのことを「コンテ日吉」では、次のように謳っている。
◇自然な見守り環境の構築
◇バリアフリーに対応した公園を
◇多世代交流センターを中心に配置
◇エリアに活気を生み出す“楽しい"遊歩道
お話されたことを十分に咀嚼できたかどうか、不安なところはあるが、函館市では今、壮大な実験がスタートしようとしているとも受け取れる。
私にとって、これからどこかへ移住するという選択肢は現実的とは思えないが、函館市の取り組みには大いに興味がもてた。
今春からスタートするという「コンテ日吉」を機会があれば訪れてみたいものである。