無事に我が家へ帰り着き、ホッとしています。
私の旅の場合、飛行機、船、ホテルと全てを自分で手配するため、その手配にどこかミスがあるのではないか、といつも心のどこかでヒヤヒヤしながら旅を続けることが常なのです。
事実、過去の旅では思わぬアクシデントに見舞われたこともありました。
そんなにヒヤヒヤするなら、プロの旅行社に任せたらと言われそうですが、私は私の旅のスタイルをこだわり続けたいと思っているのです。
ところで、成田で搭乗を待っていたところ、息子からメールが入りました。
「今日、帰宅なの? 自分も名古屋から札幌に向かうんだけど、新千歳何時着?」
メールのやりとりで、二人は相前後して新千歳に着陸することが分かり、「空港で合流し、一緒に帰ろう」ということになりました。
息子は名古屋に2泊3日の出張の帰りだということでした。
空港で待ち合わせ、帰りの列車で息子が用意してくれていたビールで早速の安着祝いをしました。そのためにわざわざ指定席券を購入して…。
というわけで、今回の旅も無事に大団円となりました。
明日からは今回の旅を撮りためた写真とともに、ゆっくり振り返ってみようと思います。
いつのときも航空機の搭乗手続きはストレスを感じます。
今日は荷物の重量検査で引っかかってしまいました。
バニラエアは7キロブラス手荷物の0.8キロくらいらしいのですが、私のザックは8.6キロを示していました。もし、機内持ち込みではなく、預けると4,000円がかかると言われました。
それほどかけて持ち帰らなければならないものばかりではありません
慌てて、ガイドブックや文庫本、それにステンレスボトルなどを捨てました。
再計量の結果、7.4キロくらいに減り、OKが出ました。厳重にいうと、まだ捨てねばならないはずですが…。あるいは私の誠意を認めてくれたのかもしれません。
検査の係りの人は、捨てようとしたものをアウターのポケットに入れても、みたいなこと言っていました。
しかし、捨てる決心をしてしまったので、潔く捨てることにしました。
それにしても、ほんの些細なお土産が私を慌てさせました。
本郷界隈の探索を終え、後楽園に戻り、もう少し時間があったので、「小石川後楽園」を訪れました。
小石川後楽園は、水戸光圀が造営した庭園として知られています。
別に庭園ファンではないのですが、今回は奇しくも三つもの庭園を訪れることになってしましました。
これで東京見物も終わりと思っていたのですが、小石川後楽園と東京ドームは隣合わせになっているため、せっかくなのでドームの周りを一周しました。
すると、ドームには野球博物館が併設されていることに気付きました。すぐ傍まで来てスルーするという選択肢は私にはありません。
時間がなかったのですが、ザーッと一回りしましたが、なかなか興味深い展示でした。
さあ、あとは成田に向かって一直線です。
写真は小石川後楽園の一光景です。
凡才の私には東大が遠かったぁ〜。
宿泊したホテルが本郷に近いところだったのですが、午前中に本郷界隈を散策しようと出かけました。
ところが、本郷界隈に至ったときに現在位置が分からなくなりました。スマホのGPSを使ってもダメなのです。
見かねた通りすがりのお爺ちゃんが助けてくれなんとか事なきを得ました。
そんなことで、30分ほど時間をロスしましたが、なんとか東大を見学することだけは許されたようです。
赤門、三四郎池、安田講堂と主なところはなんとか目に収めることができました。
かなり歩かされています。今朝からもう一万歩をオーバーしています。
写真は東大紛争(と言っても若い人たちは知らないだろうなぁ)ですっかり有名になった安田講堂です。